必読本 第722冊目
「B級グルメ」の地域ブランド戦略
¥ 2,625 (税込)
新評論
単行本: 224ページ
2008年1月25日 初版
●「食」の見直しが地域を変える!
「安くて、旨くて、地元で愛されている名物・郷土料理」で
地域おこしの熱いうねりを創出した全国10の取り組みを紹介。
「全国B級ご当地グルメマップ」付き。
●B級グルメを使って、地域を活性化する試みが
全国で行われている。
本書は、静岡県富士宮市の焼きそば、
最近特に人気の全国10都市の取り組みを
詳細にレポートする。
●B級グルメといいますと、
ミシュランの三ツ星高級料理など、A級グルメと比べて、
一段低い、劣った存在だと見られがちですが、
ラーメン、焼き鳥、カレーライス、ギョーザなど、
我々が日常的に好んで食べている人気メニューばかりです。
ちなみに、昨年2007年6月静岡県富士宮市で
全国21ものB級グルメが一堂に会した、
第2回B級グルメグランプリが開催された時には、
2日間で25万人もの観光客を動員したとのことである
(ちなみに、同市の人口は11万人。
世界最大級イベントである東京モーターショーでさえ、
1日約10万人)。
B級などと、決してバカにできるような存在ではありません。
●執筆陣が、一橋大学出身の学者たちが
中心となっているため、
学校の先生特有の机上論的平板さはあるが、
飲食店経営者の方々には、
新メニューの創出、新しいお客さんの呼び込み方などの点で
ヒントになる部分が多々ある。
読んでおいて損はない。
●ビジネス知識を増やすために読んだのだが、
岡谷のうなぎ、久留米の焼き鳥、
川崎の焼き肉と、私の好物が目白押しで、
読書中に、現地に飛んでいきたくなるぐらいの空腹感を
感じてしまった。
高知県須崎市の鍋焼きラーメン、
島根県雲南市の卵かけご飯専用醤油など、
一般にはそれほど有名ではないが、
非常にユニークなメニューも紹介されている。
●ただ、ソフトカバーで、白黒刷り、
ごく普通のページ数にもかかわらず、
本の定価がこんなに高いのはどういうことなのだろうか。
小部数しか販売しないのか、
執筆者が多く、取材費などに金がかかり過ぎたのかどうか
事情はわからないが、あまりにも暴利である。
この半額ぐらいが適正価格でしょう。
【マストポイント】
B級グルメを地域ブランドまでにするには・・・
@「本物」でなければならない。
A消費者に語れるエピソードにあふれていなければならない。
なければ、作る。
Bブランドを作るドリーマーが必要である。
Cブランドの夢は決して利己的であってはならない。
D小さな力をひとつのベクトルにそろえ、
競争と共創により全体最適を目指すことが重要である。
Eソトの消費者は飽きやすい。
絶え間ない驚きを与えることが重要である。
FB級グルメを糊しろにして、地域間の連携を
常に図らなければならない。(以上本文より)







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