2008年07月10日

必読本 第722冊目 「B級グルメ」の地域ブランド戦略

必読本 第722冊目

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「B級グルメ」の地域ブランド戦略

関 満博(編さん), 古川 一郎(編さん)

¥ 2,625 (税込)

新評論

単行本: 224ページ

2008年1月25日 初版

 

●「食」の見直しが地域を変える!

「安くて、旨くて、地元で愛されている名物・郷土料理」で

地域おこしの熱いうねりを創出した全国10の取り組みを紹介。

「全国B級ご当地グルメマップ」付き。

●B級グルメを使って、地域を活性化する試みが

全国で行われている。

本書は、静岡県富士宮市の焼きそば、

神戸品長田区のそばめし、北海道富良野市のオムカレーなど、

最近特に人気の全国10都市の取り組みを

詳細にレポートする。

●B級グルメといいますと、

ミシュランの三ツ星高級料理など、A級グルメと比べて、

一段低い、劣った存在だと見られがちですが、

ラーメン、焼き鳥、カレーライス、ギョーザなど、

我々が日常的に好んで食べている人気メニューばかりです。

ちなみに、昨年2007年6月静岡県富士宮市で

全国21ものB級グルメが一堂に会した、

第2回B級グルメグランプリが開催された時には、

2日間で25万人もの観光客を動員したとのことである

(ちなみに、同市の人口は11万人。

世界最大級イベントである東京モーターショーでさえ、

1日約10万人)。

B級などと、決してバカにできるような存在ではありません。

●執筆陣が、一橋大学出身の学者たちが

中心となっているため、

学校の先生特有の机上論的平板さはあるが、

飲食店経営者の方々には、

新メニューの創出、新しいお客さんの呼び込み方などの点で

ヒントになる部分が多々ある。

読んでおいて損はない。

ビジネス知識を増やすために読んだのだが、

岡谷のうなぎ、久留米の焼き鳥、

川崎の焼き肉と、私の好物が目白押しで、

読書中に、現地に飛んでいきたくなるぐらいの空腹感を

感じてしまった。

高知県須崎市の鍋焼きラーメン、

島根県雲南市の卵かけご飯専用醤油など、

一般にはそれほど有名ではないが、

非常にユニークなメニューも紹介されている。

●ただ、ソフトカバーで、白黒刷り、

ごく普通のページ数にもかかわらず、

本の定価がこんなに高いのはどういうことなのだろうか。

小部数しか販売しないのか、

執筆者が多く、取材費などに金がかかり過ぎたのかどうか

事情はわからないが、あまりにも暴利である。

この半額ぐらいが適正価格でしょう。

 

【マストポイント

B級グルメを地域ブランドまでにするには・・・

@「本物」でなければならない。

A消費者に語れるエピソードにあふれていなければならない。

なければ、作る。

Bブランドを作るドリーマーが必要である。

Cブランドの夢は決して利己的であってはならない。

D小さな力をひとつのベクトルにそろえ、

競争と共創により全体最適を目指すことが重要である。

Eソトの消費者は飽きやすい。

絶え間ない驚きを与えることが重要である。

FB級グルメを糊しろにして、地域間の連携を

常に図らなければならない。(以上本文より)

posted by hiroyoshi at 16:38| 山形 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして♪
自分のサイトのランキングにのってるサイトさんを巡ってネットサーフィンしていたら、リンクを見つけたので訪ねてみました。

これからも更新がんばってくださいね!
応援してます。
Posted by 三ツ星トラフィック at 2008年12月11日 17:53
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