2008年07月24日

必読本 第734冊目 いつでもどこでも、全文耳勉! 朝3分の声トレで、あなたの話し方が9割変わる!

必読本 第734冊目

koetore1.jpg

いつでもどこでも、全文耳勉!

朝3分の声トレで、あなたの話し方が9割変わる!

白石 謙二(著)

¥ 1,500 (税込)

ダイヤモンド社

単行本: 180ページ

2008年1月31日 初版

 

●説得力が劇的にアップする、

「声の出し方」「話し方」のトレーニング法を具体的に紹介。

現役ヴォイス・ティーチャーが肉声で収録した、

パソコン・MP3対応CDプレーヤーで再生可能なCDつき。

現役ヴォイス・ティーチャー白石謙二さんの

今年初めに出された最新刊。

白石さんの本はほとんど読んでいるはずだが、

前回紹介した本(必読本第561冊目参照)からは

かなり久しぶりな感じがある。

●以前の白石さんの本の中でも書かれていたように、

我々の対人関係においては、

「相手の印象を決める要素の中で、「話す内容」が占める割合は7%、

残りの93%を決めるのは「声」と「表情」である」という

有名なメラビアンの法則というものに支配されております。

パッとしない外見の老齢の大学教授から、

ボソボソとした口調で、最新のダイエットの研究成果を語られても、

誰も聞く耳を持たないが、

容姿端麗でハキハキした口調のスリム美女から、

身振り手振り交え、情熱的にダイエット商品を薦められば、

ちょっと聞いてみようかなと誰でも思う。

●テレビで人気の司会者、コメンテーターを見ても

(時に暴言失言などがあり、世間で避難されることがあっても、

あるいは、大して実があるようなことを言っていなくても)

長く人気を維持している方をざっと挙げてみれば、

みのもんた、小倉智昭、久米宏、吉田照美、

明石家さんま、島田紳助、黒柳徹子など、

唯一無二とも言える、特徴的な声色、

オリジナルのしゃべりのテクニックを持っている方ばかりです。

一般人であっても、十人並みの容姿にもかかわらず、

なぜか異性にモテる人というのは、

一度聞いたら忘れられない渋い声の持ち主だったり、

相手の心を離さない、絶妙なトーク術の持ち主だったり

するものです。

●本書は、初対面、電話、プレゼン、セールスなどの場面ごとに、

いかにして効果的な声出し、トークをしていけばよいかを

解説した書である。

過去本と重複する説明も多いが、

普段、しゃべる事に関してあまり関心がなかった方には

間違いなく目からウロコとなる本。

●早口防止のために、電話口には

赤ちゃんの写真を貼ったり、特に気をつけておきたい

重要ポイントを箇条書きにして貼っておくこと、

基本の腹式呼吸はもちろん、

アニマル浜口さんがよくやっているような

30秒笑い声トレーニング、

上まぶたを上げて目力アップさせるトレーニング、

相手の気を引いてしまう何気ない一言言葉の使い方など、

シンプルだけど、効果抜群のテクニックが

次から次へと紹介されております。

●口語体の非常に読みやすい文章なので、

1時間ほどで読破可能です。

太っ腹なことに、付属のCDには、

本書の内容すべてが音声で収録されている。

ここらあたりのサービス精神は実にうれしい限り。

虫の鳴くような小声だと言われる方、

立て板に水のごとくトーク術を磨きたい方は、

車で通勤中や、出勤前に家などで

発声練習するなど、大いに活用したい。

カラオケで、発声練習をしないで、

いきなり一曲目を歌っても、声が全く出ないことから

わかるように、我々のビジネス現場においても、

日々の声出し練習が非常に重要なことになっていくのでしょう。

【マストポイント】

@会話をエンドレスで弾ませる「プラスの一言」。

初対面でも相手とすぐに打ち解けるための

魔法のテクニック。

相手から投げかけられた言葉に、

「はい」「いいえ」だけで会話を終了せず、

必ず何かしらの「プラスの一言」を付け加えるようにする。

×相手「おはようございます」→自分「おはようございます」

○相手「おはようございます」→自分「おはようございます。

今日は雲一つない上天気ですね

(この前はお土産ありがとうございました、

あれ、髪型変えたんですか?似合いますね、

暑い中わざわざご足労願いまして本当にありがとうございます)」

A取ってつけたような謙譲語、尊敬語は使いすぎない。

謙譲語や尊敬語を使って必要以上にへりくだったり、

うやまったりすると、相手によそよそしさ、堅苦しさを感じさせ、

緊張感を与えるだけ。

バカ丁寧に「いらっしゃいませ」と言われるより、

「こんにちは」「おはようございます」とフレンドリーに言われた方が、

お客さんには喜ばれる。

又、お客さんを呼ぶ時に、敬称に「様」を頻繁に使うのも考えもの。

「さん」の方に親しみを感じるお客さんは少なくない

(余談だが、私の地元のある大病院は、

受付などで患者を呼ぶ時に下に「様」をつけるのだが、

聞き苦しいことこの上ない。

患者の大半はいわゆるジジババで、殿様じゃないんだから、

普通に「さん」付けでいいだろう。

お金をたんまりと落としてくれるから、

患者でも殿様のように扱えという上からの意図なのかもしれないが、

違和感を毎度のこと強く感じる)。

Bセールスのクロージングでは、

必ず、相手がYESに落ち着く方向性の質問を投げかける。

×「月謝は16,800円になりますが、どうですか?」

(成約になりかけた時に、相手に考え直させるような質問を

すると、「又、今度にします」と破談になってしまう)

○「月謝は16,800円になりますが、

◇◇さんは、いつから授業スタートしますか?」

(すでに契約は本決まりであることを前提にしてしまい、

契約するか否かのお客側の迷いを完全に断ち切ってしまう。

そして、焦点を他の点にずらしてしまう)

女の子をデートに誘う時に、

「今度の土曜日、一緒に映画を観に行きたいんですけど、

大丈夫ですか?」と誘うよりも、

「今度の土曜日、一緒に映画に観に行きたいんですけど、

『崖の上のポニョ』と『ゲゲゲの鬼太郎』と

どっちしますか?」と、誘う方が断然成功率が高い。 

 

【著者紹介】

白石謙二

現役ヴォイス・ティーチャー。株式会社パワフルヴォイス、ヴォイスワークス代表取締役。これまでなかった「話すため専門のヴォイス・トレーニング&ティーチングを行う」青山ヴォイス・メイクアップアカデミーを立ち上げ、現在に至るまで、政治家、検事、弁護士、医師、会社経営者、通訳、コーチ、セミナー講師、営業マン、企業研修担当者、受付、電話オペレーター、キャビンアテンダント、モデル、お坊さん、板前、メイクアップアーティスト、ダンスインストラクター、ウォーキングインストラクター、美容師など多種多岐に指導。また、俳優、声優、ナレーター、リポーター、司会者、コンパニオン、テレビショッピングナビゲーターなど、話すプロの指導経験も豊富。人見知り、引っ込み思案の人もなじんでしまう包容力と愛嬌で人気。NHK「いっと6けん」、CX「めざましテレビ」、J-WAVE、TOKYO FMなどのテレビ、ラジオ、雑誌メディアに多数登場。おもな著書に、『言葉と声の磨き方』『世界一簡単に自分を変える方法』(以上、フォレスト出版)、『DVD付き 人に好かれる声の磨き方と話し方』(永岡書店)がある。

ラベル:白石謙二
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。