2008年07月27日

必読本 第736冊目 旅行業界のカリスマ7億稼ぐ企画力

必読本 第736冊目

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旅行業界のカリスマ7億稼ぐ企画力

平田 進也(著)

¥ 1,050 (税込)

小学館

単行本: 175ページ

2008年5月19日 初版

 

●旅行業界のカリスマが伝授する儲かる発想法。

ナニワのスーパー添乗員・平田進也氏の

ユニークなツアーの発想はどこから来るのか?

なぜそれが、顧客から絶大な支持を得るのか?

その発想法の秘密を具体的に明かし、

企画力の原点を探るビジネスパーソン必読の書。

●個人で、営業成績7億円を突破するという、

旅行業界のカリスマ添乗員、平田進也さんの著作第2作目。

関西では相当の著名人らしいが、

昔何かの刊行物でチラリと名前を聞いたことがあったぐらいで、

個人的には初めてその人となりに触れる。

●全体は3部構成。

第1部は、平田さんがカリスマ添乗員と呼ばれるまでに

成功した秘訣を15個に分けて解説する。

「損して得取れ」「ものを売るな、真心を売れ」

「商売を超えた人間関係の構築」

「心の底から本気で褒めろ」など、

一枚上手の商売人を目指すならば、

押さえておきたい基本ポイントが平易な言葉で語られている。

●この本の目玉は、第2部の

著者が企画した人気ツアーを全12個紹介し、

何がお客さんの心をつかんだのか、

仔細に検証している箇所です。

ツアー日程、料金、売り上げ高まで明示し、

大ヒットにつなげた戦略を具体的に解説する。

本来、あまり披露したくないはずのツアー中の失敗談、反省点も

忌憚なく述べていることにも好感が持てる。

人を食ったような奇抜なツアーのネーミングにも注目したい。

●各ツアーの末尾には、熊野、屋久島、宮崎、信州、

福井、佐賀、熊本、大阪、東京、「冬ソナ」ロケ地など、

平田さん超お薦めの必見スポット

ベスト5が紹介されているのもうれしい限り。

夏休み中、上記の地に足を運ぶ予定のある方は、

目を通しておく価値がある。

最終第3部には、宮崎ツアーを手がけた縁もあり、

東国原宮崎県知事との対談が掲載されております。

●「売り手良し、買い手良し、世間良し」の

近江商人の「三法良し」をモットーにし、

不満者、損害者を出さないように腐心していること、

お客さんの何気ない会話の中の不満、希望を

聞き漏らさず、商品化につなげること、

ツアー中にちゃっかりと他のツアーの宣伝、募集まで

行ってしまう関西人らしい抜け目のなさ、

「冬ソナ」ブームをいち早く予見し、

ぺ・ヨンジュンが見向きもされなかった時期から、

所属事務所の社長を手厚くもてなして、

関係強化につなげた話など、

旅行業界以外のサービス業従事者が読んでも

非常にヒント満載の内容。

大阪から東京観光1泊2日で69,800円の高額にもかかわらず、

大ヒットさせてしまうなど、

付加価値をつけて商品をバカ売れさせてしまうテクニックには、

大いに目を見張るものがあります。

本の定価が税込み1,050円という廉価もうれしい限りです。

【マストポイント】

@「お得感」と「お値打ち感」を混同しないこと。

前者は、とにかく安い、払うお金が一円でも安く済む時に

感じるもの。

一方、後者は、値段は確かに高いけど、

その値段以上の価値や満足を提供したときに感じるもの。

前者に重心を置けば、待っているのはジリ貧、

企業の破滅である。

儲かっている商売人は、必ず後者を追求する。

「お客様は、ものを買うプロです。ただ高いだけの商品には

見向きもしませんが、中身が伴っていれば、

喜んで買ってくれます。

そのためには、丁寧に説明をして、

お値打ち感を実感してもらうことが大切なことです。

お客様に満足していただくためのポイントは、

やはりお値打ち感をうまく出すことに尽きるのです」(本文より)

A平田さんは、仕事で「完全燃焼」できたと思った日には、

その日の手帳の日付に二重丸をつけるという習慣を

ここ15年以上ずっと続けているという。

ちなみに、2007年には257日あったとのこと。

ただ、最初の年は、たったの46日しかなかったという。

「今日は自分にできる最高のパフォーマンスを発揮した」

「仕事に悔いの残らない一日だった」

「今日一日のことでは思い残すことはない」

そう思えた日にだけ二重丸を付ける。

その日の終わりに手帳に自己評価の記しを記入するだけだから、

どんな無精者にも簡単にマネできるはず。

B「つねに頭を低く謙虚な気持ちを持って、

おかげさまでという姿勢で生きる。

社長、部長はいくらのものか。

お客様がいてくれての役職、

私はお客様の中での社長になりたい。

それを忘れてはならない。」

(天狗になりかけそうになる自分を戒めるために、

毎年手帳に平田さんが書き込んでいる言葉) 

 

【著者略歴】

平田 進也
1957年、奈良県生まれ。京都外国語大学在学時からテレビ番組「ラブアタック!」の名物みじめアタッカーとして活躍。日本旅行入社後も、「おはよう朝日です」「探偵!ナイトスクープ」などテレビ出演は四百回を超える。添乗員としても、豊富な旅行体験と巧みな話術・変身芸を生かして「平田進也と行くツアー」は発売、即売り切れになるほどの人気。ファンクラブの会員は一万人に迫る勢いで急増中。

平田 進也さん 公式ホームページ http://www.nta.co.jp/hirata/



ラベル:平田進也
posted by miura at 15:37| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | セールス・マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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