2008年09月01日

必読本 第763冊目 中国の変-現代中国路上考現学

必読本 第763冊目

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中国の変-現代中国路上考現学

ライスマウンテン(著)

¥ 1,470 (税込)

バジリコ

単行本(ソフトカバー): 206ページ

2008年6月16日 初版

 

●街には「変」がいっぱい!

反日暴動、ギョウザにチベット。

何かと話題の世界に冠たる超大国中国。

そんな中国を歩いてみると、あるわあるわ、いろんな「変」。

年季の入った中国フリークが、

そんな「変」をショートエッセイとスナップ写真でまとめた、

とっても面白い一冊です!

●中国初のオリンピックが8月に開催されたこともあり、

今年の前半は、大変な数の中国関係の刊行物が

便乗的に発売された

(私のブログにおいても、過去何冊かその手の本を

ご紹介したことがありますので、

興味ある方は、過去の分を探してみて下さい)。

●本書は、ライスマウンテンという、

海外文化ウォッチを生業とする2人組ライター(性別の明記がないが、

本文を読むと、男女2人組なのか?)による、

中国に実在する「変な物」を紹介する本。

●赤ちゃんの股割れズボン、阿鼻叫喚たる惨状の公衆便所、

レストラン、旅館などで働く若い女性の容姿が異常に低レベル、

絶大な権力を行使し、威張りまくるバスの女車掌、

赤信号無視で大通り(高速道路さえも!!)を渡る通行人、

専用の食堂や休憩所で食事をとらず、

店頭で堂々と営業しながらメシを食う売り子

(中国人の必需品、ビン入りのお茶も手元に常備)

見ている方が恥ずかしくなるほど、

芸能人のように様々な衣装を着飾り、ケバケバしく派手に加工して作る、

新婚夫婦の結婚記念写真、

建築だろうが、農業だろうが、なぜか上下スーツ姿で働く男性労働者など、

中国を一度でも訪問された経験のある方ならば、

全く理解不能の、中国の奇怪な事物の数々が紹介されている。

昔、日本に存在する変な物ばかり紹介する

『VOW』という本がベストセラーになったことがありましたが、

あんな感じの内容です。

●本文は、ひとつのテーマを見開き2ページで語るという

シンプルな構成になっているので、スイスイと読み飛ばせる。

巻頭の写真はカラーだが、

本文のページは白黒でちょっとわかりづらいものがある。

相当数の写真を掲載してくれているのは評価したいが、

やはり、もうちょっとカラー写真も欲しかったか。

●改めて言うまでもなく、

中国はコピー天国、パクリ天国の国である。

電車男もハリーポッターもドラえもんもプリクラもWiiも

大手企業のロゴマークも企業名も

何でもかんでも、儲かるならば、罪悪感のかけらもなく、

徹底的に利用し尽くす。

著作権、商標権違反などという考えは、ハナから頭にない。

●マージャン、トランプ、将棋と、

根っからの賭け事、勝負事好きの中国に、

もしやパチンコ、パチスロが公に導入されたら、

どんな事態が起こるのか。

人口過密で住宅事情が悪いため、

公園、映画館、ファーストフード店内など、

公共の場所で、過剰なまでにイチャイチャしまくるカップルが多い

中国で、ラブホテルというものが正式に営業開始したら、

どれぐらいに儲かるだろうか。

エロ本、エロDVDが一切ご法度だが、

本当は世界一その手の猥褻物が大好きな

お国柄の中国に(エッチが好きじゃなければ、

世界第一位の人口になるわけがない。

毛沢東が性豪だったこともあまりにも有名)、

アダルトビデオ、性産業が公式に認められたら、

どのような騒乱状態が起こるのだろうか。

読後、そんなこともふと考えてしまいました。 

※本日の【マストポイント】は割愛いたします。

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