2008年09月26日

必読本 第780冊目 ブッダの教え 一日一話 (PHPハンドブック)

必読本 第780冊目

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ブッダの教え 一日一話 (PHPハンドブック)

アルボムッレ・スマナサーラ(著)

¥ 1,155 (税込)

PHP研究所

新書: 224ページ

2008年7月17日 初版

 

●生きることについて考えたブッダの教えは、

数千年が経っても常に新しい。

ブッダの教えを学ぶことで、幸福への道がわかるようになる。

スリランカ仏教界の長老が、

日常に役立つブッダの教えを一日一話形式で説く。

●一日一話本は、普段読書習慣がない方、

多忙でなかなかまとまった読書時間が取れない方などに

極めて好評で、発売すればある一定数の売上げが見込めることもあり、

有名な出版社はこぞって力を入れている。

そんな中、今年の7月に

ブッダの教えを現代人にもわかりやすく説いてくれることで

著名なアルボムッレ・スマナサーラさんの一日一話本が

PHPから発売されました。

仏教の開祖であるブッダの一日一話本は、

ありそうでなかなかなかった企画ですよね。

●タイトルには『ブッダの教え』とあるが、

厳密に言うと、ブッダが実際に放った言葉を

集めたものではなく、

スマナサーラさんの言葉を集めたものである。

それだけは注意を要する。

●スマナサーラさんの本は、過去にこのブログでも

何冊かご紹介したことがありますが、

魅力的なタイトルの本が多い代わりに、

やや専門的過ぎるというか、文章量が多く難解な本もあり、

素人には敷居が高いものも実際少なくない。

しかし、本書は、重要ポイントだけが各日に

細切れで配置されているので、非常に使い勝手がよい。

軽快感を持って読み進んでいくことができます。

●「宗教」「仏教」などと難しく構えることなく、

一人の聖人、賢人としてのブッダの教えを

コンパクトに吸収したいとお考えの方には

非常にオススメの本です。

 

【マストポイント】

@「人類の文明そのものが、「私は死なない」というウソを

前提にしてできています。

「死なない」という思いから、名誉や財産を自分のものにしようと

します。他国を征服した指導者は、自分の銅像を建てたりして、

永遠に自分が存在し続ける気持ちになるのです。

しかし、栄華をきわめたローマ帝国と同じで、何ひとつ残りません。

名誉や財産をたくさんもっていても、みじめに死んでしまう。

最期は墓場です。

事実を認めて、「みんな死ぬ」という前提で生きれば、日々美しく平和に

暮らそうということになります」

A「私たちの生きている環境は、親切にされることよりも

不親切にされることのほうが多い。

うまくいくより、いかないほうが多いものです。

弱き者が、それに対して怒ります。

勇者は「うまくいかないのは当たり前」と思って、落ち着いているのです。

勇者は怒らないのです」

B「仕事をするうえで大切なことは、

「儲かるかどうか」ではなく、「社会に貢献できるかどうか」を

考えて行動することです。

社会に貢献できる人、社会の役に立つ人は、

必ず社会に助けられ、守られることになります。

「儲けよう」ではなく「人の役に立とう」という仕事は、倒産しないのです」

(以上本文より。一部改変) 

 

【著者略歴】

〈アルボムッレ・スマナサーラ〉1945年スリランカ生まれ。上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。駒澤大学大学院博士課程を経て、日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。著書に「怒らないこと」など。

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