2008年10月01日

必読本 第783冊目 1500円が1億5000万円に化ける本

必読本 第783冊目

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1500円が1億5000万円に化ける本

柴村 恵美子(著)

¥ 1,575 (税込)

ゴマブックス

単行本(ソフトカバー): 175ページ

2007年7月10日 初版

 

●「ありがとう」が充満しているお店には、お客さまが引き寄せられる…。

魅力の案内人・柴村恵美子が、

第2回居酒屋甲子園など実際に見た事実を通して、

「ありがとう」の不思議を伝える1冊。

●斎藤一人さんの一番弟子である柴村恵美子さんが

昨年2007年に出された本。

アマゾンでずっと「ほしい物リスト」に入れながら、

なんやかんやと後回しになっていたのだが、

先週偶然入ったブックオフで安価で売られていたので

購入し、本日読んでみました。

●現在、アマゾン古本では、ありえないぐらいの

超低価格で投売り状態になっておりますが、

その原因は、ひとえに、本書タイトルにあります。

つまり、タイトルに内容が全く反映されていないのです。

本書は、要するに、かつて出された柴村さんの

居酒屋甲子園の第2弾本(必読本第363冊目参照)なのですが、

中身をよく確かめずに、一人さん直伝のお金持ち関係の本だと

誤解してしまった読者の反感を買ったのが、

この本の低評価につながっているのでしょう。

サブタイトルをつけるなりして、

「居酒屋甲子園第2弾本」だということを明記すべきだった。

●ただ、そういう欠陥があるにしても、

飲食業従事者にとっては、

超人気店のメニュー作成のコツやおもてなしの秘訣などが

詳細に紹介されていることがあり、実践的で非常に役に立つし、

単なる読み物としても感動的なエピソードがたくさん出てくる。

さすがに、全国からエントリーした739店の中から、

決勝戦まで進んだ最優等の6店舗だけのことはある。

経営者のマインドも高いし、その心意気を受け継いだスタッフたちの

メニューの美味しさ、サービス精神、やる気の高さが尋常じゃない。

読んでいるだけで、熱い魂が伝わってくるし、

この6店舗の近くまで行くような用件があったら、

絶対に一度は立ち寄りたいと思わせるものがある。

●また、あとがきの、柴村さんの北海道の生家で何十年も

ポツンと夜道を照らし続ける街灯の話は非常に感動的です。

我々も、どんなに暗い世の中であっても、

自ら周囲を明るく照らすことができる、

こんな夜道の街灯のような存在になりたいものですよね。

必読です。

●他に目に付く欠点としては、第1弾では豊富に収められていた

居酒屋甲子園出場店のスタッフ顔写真が本書では皆無だったのに、

定価が1,575円(税込み)とちょっと高めなことでしょう。

1,260円か1,365円ぐらいが適正価格です。

飲食業の成功法則を知りたい人や、

他業種でも、何かスタッフの心に火をともし、

強力なやる気を引き出したいとお考えの経営者の方には、

極めて有用な本と言えます。

【マストポイント】

@トイレを、単なる用を足してすぐに出てくる場所にしてはならない。

徹底的にお金をかけて、なおかつ細部まで工夫を施そう。

超繁盛店には、他の店ではお目にかかれないような

感動的かつ心憎いサービスがなされていることが多い。

全面大鏡にしてゆっくり化粧直しするためのイス、

ホテルに置いてあるようなちょっとしたアメニティグッズを置く、

(例・歯ブラシ、洗口剤、ストッキング、綿棒、爪切り

服の消臭スプレー(焼鳥店、焼肉店など、煙がもうもうとし、

臭いが付きやすい店で置くと喜ばれる)など)、

店の人気メニューのレシピカード、ケータイ用充電器、

お客さんを元気付ける名言金言を書いた額など、

いくらでも出来ることはある。

全国的にも名高い、山形県上山温泉の超有名ホテル古窯では、

トイレに、小型テレビまで設置されているという。

東京目黒雅叙園のトイレの話も参考(→日々の気づき266)。

A「「ありがとう」という言葉を自分から発信して行こうと思いました。

誰もいわないからいわないじゃなくて、自分からいって広げることが

できる言葉。そんな風に考えて、がんばってくることができた」

「居酒屋と親への感謝は、直接関係ないけど、

居酒屋をやっていると、どこまでいっても人が大切で、

そこで感謝というテーマに、いつも当たるように感じています。

親への感謝、『生んでくれてありがとう』という言葉がいえたとき、

人は今までの生き方から大きく変われると信じています」

「ウチでは、言葉から行動を変えるんだ、という意味合いで、

この『お元気さまです』というのを挨拶に使っています」

「「どうすれば最高のお店ができるか」

「どうすればお客さまに最高の笑顔、返してもらえるか」

「どうすれば俺たち自身が、仕事を楽しんでできるか」と

(開業前に)トコトン話し合いました。

(資金がなかったため38坪14席の小さなお店しか作れなかったが)

だからこそ、とにかく、とことん気をきかそう。

お客さまが気づく前にサービスを提供しよう。

そうやって、『気のきく店づくり』が始まりました」

「特別なことは、何もしていない。

当たり前なことを当たり前にやり続けることが、

お客さまにとっての特別になると信じて」

(居酒屋甲子園決勝戦出場店スタッフ、経営者の言葉から、

心に響いたもの。一部改変)

B「人間がこの世に生まれ出てくる前、

まだ魂の状態のときに、神さまと“ある約束”をしてきます。

どんなことを神さまと約束するかというと、

「人に喜ばれることをしなさい」という約束です。これが天命です。

この天命を果たしたとき、神さまは「よくやったね」と喜び、

お金という形でごほうびをくれます。

人のためになることをしている人が、

お金をもっていないのは矛盾してます。

人のためになることをやっていて、なぜ、苦しまなくてはならないのでしょう。

天命を果たしながら、苦しむのはヘンです。

税務署、社会保険庁、従業員、お客様、

すべて、あなたに儲けてもらいたいのです。

商人が儲けること、それ自体人さまのお役に立つことなのです。

福禄寿のバランスのとれた、ハッピーな商人になりましょう」

(本文より。柴村さんの言葉。一部改変。

ちなみに、福=人間関係、禄=経済、財産、寿=健康) 

 

【著者略歴】

柴村 恵美子
銀座まるかん柴村グループ代表。18歳のとき日本指圧学校で、斎藤一人氏と出会う。数年後、一人さんの、肯定的かつ魅力的な考え方に共感し、その弟子として、まるかんの仕事をスタート。いまでは13都道府県(北海道、富山、長野、神奈川(西部地区)、東京(17区エリア)、茨城、大阪、兵庫、岡山、香川、山口、宮崎、沖縄)のエリアを任され、統括している。

柴村恵美子さんホームページ http://www.tuiteru-emi.jp/

居酒屋甲子園 公式ホームページ http://www.izako.org/

posted by miura at 17:14| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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