2008年10月07日

日々の気づき 334 【一流人の身の処し方について】

日々の気づき 334

【一流人の身の処し方について】



●今年の北京オリンピックで見事金メダルを獲得し、

次のロンドンオリンピックでも連続金メダルを期待されていた、

柔道界の新星、石井慧選手が、

総合格闘技への転向を表明した。

オリンピック後、派手な言動が柔道協会のお偉いさんたちの

逆鱗に触れたこともあり、事実上の柔道界からの

追放、決別という形になったようである。

自分の思い通りにならない柔道界の旧弊なしきたり、しがらみに

嫌気がさしたのか、

格闘家としては脂の乗り切った

20歳前後の若い年齢でデビューしたいという希望があったのか、

真相はわからない。

総合格闘技の世界でも頂点に立てるのかどうかは全く未知数だが、

相撲、柔道ともに、

本職では峠を過ぎてから格闘家入りする人が大半なことを

考えると、思い切った決断をしたものである。

●その分野で頂点を極めたスポーツ選手、芸能人などの著名人が

どの時点で引退をするのか、第一線を退くのかということは、

非常に難しい問題である。

小泉純一郎氏は、総理引退後、

圧倒的な影響力をいまだ行使しうる立場にもかかわらず、

先日、国会議員引退を表明し、子息に後継を譲った

(問題発言連発で辞任した中山元大臣、

不祥事で1週間ほどで大臣を辞任した私の地元代議士なども

次回の選挙には立候補せず、引退するような報道が出ているが、

言うまでもなく、

次回選挙で落選する可能性が限りなく高いからこのような

決断をとったのであって、小泉氏とは全く事情が異なる)。

中田ヒデも、3度のワールドカップ出場という、

ある程度の「やり切った感」を得たこともあり、

まだまだ活躍できる年齢にもかかわらず、サッカー界から身を引いた。

キャンディーズ、BOФWY、山口百恵などのアーティストも、

絶頂期にもかかわらず、引退、解散をした。

●一方、もういい加減辞めた方がいいんじゃないの?という

周囲からの厳しい視線があるのにもかかわらず、

いまだに現役に固執する選手、有名人がいる。

横浜工藤公康投手は、チーム自体が記録的な大不振だったこともあり、

今年、残念ながら一軍では目に見えた活躍はできなかった。

客観的に見れば、二ケタ勝利を期待するのはもう無理な年齢、

戦力だろうが、来年も現役を続行するという。

球団としても、話題性、集客を見込めることもあり、

クビにはしないのだろうが、

あれぐらいの実績と人気がなければ、

とうの昔にお払い箱にされていても全然おかしくない

(桑田、清原のごとく、「最後の花道」を

どのような形で締めくくるのか、個人的には非常に興味がある)。

高橋尚子が次回以降のオリンピックで

2度目の金メダルをとるなどということを

現実に期待している日本人はほとんどいないだろうが、

スポンサー、スタッフなどの問題もあるのだろう、

いまだに現役で走り続けている。

大橋巨泉も、セミリタイアだとかなんだとか意味不明な言葉を使って、

思い出したようにマスコミに登場することがあるが、

いい加減テレビ界から完全にいなくなってほしいと

思っている人は少なくない。



●先日、やんごとなき事情から、

あまり気乗りがしない国会議員の激励会なるものに参加した

(威張っている人、二面性がある人が多くて、

個人的には、政治家は全く好きになれないし、

ほとんど尊敬もしていない)。

誰とは言わないが、誰でも名前を知っている有名議員である。

もうこの道30年以上という大ベテランであるが、

いかんせん中央での立場が主流派から完全に外れ、

一匹狼的な存在に甘んじてしまっているゆえに、

もうこれ以上の活躍というものは現実的には見込めない。

今年の夏には、非国民的な失言まで言い放った。

地元でも、「そろそろ後継者を・・・」という意見が

チラホラ出ているようだが、

有力な対抗馬が出馬しない無風選挙区につき、

まだまだ本人はやる気満々でいるようである。

衆議院議員には25歳(参議院は30歳)から立候補できるようだが、

定年というものは存在しない。

本人の健康とやる気が許す限り、たとえ100歳になっても

国会議員をやることはできる。

●だが、やはり、諸般の事情を考えると、

75歳(ぐらい)の国会議員の定年、あるいは、

各党独自の取り決めで、

10期以上の長期議員活動の自粛などを

明文化すべきじゃないかという気がする。

どんな分野であっても、やはりマンネリというのは好ましくない。

●会社の社長でも、どう見ても

ヨボヨボのおじいちゃんにしか見えないのにもかかわらず、

まだその座を息子に譲らないで、

連日、会社に顔を出す人がいますけれども、

ハッキリ言って、「老害」「老醜を晒す」以外の

何物でもないですね。

顔では従うようなふりをしても、

「まだ引退しないのかよ」と社員全員心の中では思っている。

65歳なら65歳、70歳なら70歳と若い内から区切りをつけて、

その間、着実に自分の後釜の教育も行い、

その年齢に達したら潔く身を引くのが理想的ですよね

(稲盛和夫さん、渡邉美樹さんも

そんな考えを著書で書いていますね)。

未練がましく、名誉会長だの、相談役だの、最高顧問だのと役職に

恋々としないで、会社の表舞台からは一切身を引く。

●私は、肩書きとか地位などというものが

何がありがたいのか、全く理解できないのですけれども、

その道のトップの人は、

ある程度の実績を残し、自分でも達成感を感じたら、

さっさと引退して、旅行するなり、庭いじりをするなり、

現役の時に忙しくてできなかったことをやるなど、余生を楽しむ。

あるいは、まだ年齢が若かったら、

全く違った分野で自分の才能を試してみる、

というのがいいんじゃないかと思います

(ここまで書いてふと思い出したのだが、

あのタモリさんは、司会をSMAPの中居君に託し、

『笑っていいとも!』の引退を

ひそかに考えているという噂が最近出回っているようである。

あれぐらいの旅好き、電車、船好きだけに、

日本、世界の名所を旅したいという願望は

人一倍持っているのだろうが、あの方だけは例外的に

あの番組でずっと活躍し続けてもらいたいものである。

私の記憶が正しければ、

今も番組最後にやっているタモリンピックを

コーナーとしてやり出した頃が、

『いいとも』の番組としての最不調期だったと思うが、

あのような低視聴率状態に陥らない限り、

ずっとタモさんメインで番組を継続してほしい)。


posted by miura at 17:56| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の気づき・旅日記・その他告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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