2008年10月23日

日々の気づき 339 【人は必ず妬むもの、だからこそつつましく生きたい】

日々の気づき 339

【人は必ず妬むもの、だからこそつつましく生きたい】



●2億円の宝くじを当てたという女性が、

知り合いの男に殺されるという事件があって、

世間を騒がせている。

詳しいことはいまだわからないが、想像するに、

ありえないぐらいの大金を当てたという奇跡的幸運を

誰かに言いたくてウズウズしていた女性が、

経営難で借金に苦しんでいる男という、

最も秘密の告白をすべきではない人物に

ポロっと喋ってしまい、

運悪く殺されてしまったというような状況だったのであろう。

●私の知り合いにも、

急に自宅を新築したりなどして、

宝くじでも当てたのではないかと

一時噂にされた人物がいたが、

宝くじを当てたのかどうか、一度も本人は口にしなかった。

宝くじを当てたのかもしれないし、

当てていないのかもしれない。

他に臨時収入があったのかもしれない。

ただ、どっちにしろ、どんなに親しい友人であっても、

自分の懐具合をペラペラと喋るものではない、という

教訓だけは確かそうである。

●とかく、人間というものは、ちょっと金回りがよくなったり、

何か予想外の幸運を得た時には、

他人に自分の幸せを言いふらしたくなる性質を持っているものである。

ちょっと小金が入れば、

ベンツを買ってみたり、ケリーバッグをぶら下げてみたり、

ロレックスをつけてみたりして、自分の裕福さを誇示する。

自分の子供が有名大学、有名企業に入ったり、

医者や経営者の元に嫁いだり、甲子園に出場したりすると、

誰も聞いちゃいないのに、自分から隣近所に触れ回る。

あの世まで持っていくこともできないのに、

白亜の大豪邸を建ててみたりする。

甚だしきは、テレビや雑誌を招いて、毛皮や金銀財宝など、

豪邸内部を一般公開する。

本人だけは「この世の春」のように有頂天だが、

披露されている我々一般人は、嫉妬心など、

マイナス感情しか大抵の場合起こさないものである。

口では「すごいですね」、「おめでとう」などと言ってはいても、

腹の中では、恨みや嫉妬の感情を間違いなく抱いている。

●世の中の圧倒的多数の人は、

「食うや食わず」とまでとは言わないが、

そんな贅沢などとても許されないような、

ごくごく平凡でつましい生活を強いられている。

当人に何ら悪意はないとしても、

それらの金持ち自慢の類を見せ付けられて、

素直に尊敬の念を持ったり、自分もあのようなお金持ちになれるように

頑張ろうなどと世間の大半の人たちは単純に思ったりはしない。

そんなに金があるならば、

貧困国や孤児院に寄付や募金すればいいのにと陰口を叩かれたり、

今までろくに顔も出さなかった知り合いが、

何の風の吹き回しかというような突然の訪問で、

いきなり借金の申し込みに来たりするのがオチである

(無下に断ると、そんな筋合いはないのに、

殺さんばかりの勢いで恨まれたりする)。

冒頭の例の他にも、

テレビで豪邸自慢を見た男に、

娘を誘拐されたという女医がかつていたこともあった。

「お金持ち」だということを対外的に知られても、

本人の自己満足以外、

良いことなどほとんどと言ってよいほど見当たらない。




●本日のスポーツ新聞を読んでいたら、

麻生総理が「ホテルのバーは安い」などという

暴言を吐いていることが報道されていて、物議を醸している。

ご丁寧にも、夕食をどこのお店で食べているかの記録まで

1ヵ月カレンダー式で掲載されていて、

東京の超一流ホテルの名がズラッと並んでいた

(一部、夫人と同伴だった)。

警護の問題もあるのだろうが、

地元で財閥を形成するほどの大金持ちの首相が、

連日こんな名だたる高級店で「豪遊」を繰り返していれば、

経済難にあえぐ国民の反感を買うのは必至であろう。

不景気関連の話題が多い今だからこそ、

人目を避けて、自宅で夫人の手料理を食べるなど、

地味な行動をしておくことがやっぱり好ましいはずである。

●テレビを見ていても、

賃貸マンションの高額家賃、自家用車の価格など、

所有物の金額自慢をする芸能人を頻繁に見かけるが、

賢明なことだとは思えない。

私が見たところ、こんなうかつなことをしているのは、

冠番組も持っていないような

中途半端なポジションの二流芸能人が多い。

超一流どころは、

それなりに高級品で身の回りを固めてはいるだろうが、

そんな所有物の金額や実物を公共放送内で見せびらかすような

ゲスなことは絶対にしない。

視聴者の反感を間違いなく買うことを熟知しているからだ

(同じく、嫉妬、誘拐、募金の依頼などを嫌い、

家族の顔をマスコミに一切出さない芸能人も多い)。

●日本一のお金持ちと言われる斎藤一人さんが、

顔写真を一般には公表しない、マスコミに顔出ししない姿勢を

一貫させている真意を、我々は今一度考えてみた方がよい。

金を持っている、高額納税者だ、遊んで暮らしているという

ことを世間に知られても、メリットは全くない、

たとえ自分がそんな恵まれたポジションにいたとしても、

目立った行動は極力取らない方がよい、

地味に、でしゃばらず、謙虚かつ倹約して生活していれば、

余計なトラブルを招かないということである。

●自宅のガレージに、ちょっと普通の人では買えないような

ポルシェ、フェラーリなどの超高級車を置いていると、

無用な犯罪やトラブルを誘発しがちなので、

決して自宅には置かない、

また、人目の多い昼間には乗らない、

夜間だけこっそりドライブするという

用心深い車好きの経営者も世の中には多いと聞く。

本当は使えきれないぐらいの大財産を銀行や証券会社に

預けてはいても、家賃数万円の賃貸アパートで、

ごくごく普通の一市民として

つつましく暮らしている資産家もいる。

かつて私が治療してもらっていた歯医者の先生は、

余裕でベンツクラスの車を所有できるぐらいの

高収入者だったが、

車は意外にも、

ワンランク上ぐらいの一般的な国産車に乗っておられた。

「車は必ず税金など必要経費が沢山かかるから無駄な買い物だ、

自分の趣味は天体望遠鏡だが、それには税金がかからないから、

そちらにお金をかける」と言っていたのが、

妙に記憶に残っている。

●結論として言えることは、

世の中の人は、有名人、金持ちのことを素直に賞賛したりしない、

必ず足を引っ張る、出る杭は打たれるが常であるから、

運良く自分が有名人、経済的に恵まれた地位になれたとしても、

必要以上に出過ぎたマネはするな、

そんなに貧相な格好までする必要はないが、

誰が見ても大金持ちだというような派手な身なりはするな、

自分の財布の中身を他人に悟られるな、

極力つつましく、謙虚に生きるのが好ましいということである。

車だって、建物入り口付近にドカーンと置くのではなく、

駐車場の一番遠くに停める。

腕時計も舶来ものはやめ、

仕事上では手頃で実用的な国産モデルなどにする

(鍵山秀三郎さん、市川善彦さんなど、

安物の腕時計を愛用している成功者は多い)。

●石井慧選手も、母校の報告会で

「金メダルを取れたのは、まわりの人のおかげではなく、

自分の力のせいです」のごとき発言をして、

師匠である斉藤仁監督から雷を落とされたらしいが、

たとえ人を笑わすためであっても、あまりこの手の傲慢発言は

しない方が好ましい。

日本シリーズ期間中のヒーローインタビューで、

浮かれ気分で相手チームを侮るような失言をしてしまい、

流れが変わってしまったという例は、一度や二度ではない。

どんなに恵まれた境遇を得たとしても、

「(支援者、地元市民、親家族、神仏、運などの)

おかげさまで、私もこういう幸せを得られることができました。

本当にありがとうございます」ぐらいの謙虚な態度は、

自己防衛の観点からも、人前で忘れずに示すべきでしょうね。


ラベル:宝くじ
posted by miura at 18:03| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の気づき・旅日記・その他告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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