2009年03月16日

必読本 第873冊目 日本のおかず

必読本 第873冊目

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日本のおかず

西 健一郎(著)

¥1,680(税込み)

幻冬舎

ソフトカバー:111ページ

2008年3月20日 初版



●各界著名人が愛してやまない、

当代最高の割烹「京味」の主人による待望の「家庭料理」のバイブル。

●先日、NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」に出演されていたこともあり、

興味をそそられ手にした本。

日本を代表する和食料理の達人、西健一郎さんの

家庭で簡単に作れるおかずのレシピ本である。

●だしのとり方、調味料の解説という基本から始まり、

和え物、煮物、焼き物・揚げ物、鍋物・汁物、

ご飯物、甘味と、昔懐かしいおふくろの味、伝統的な日本の味とも言える

メニューが、1ページに一品の割合で解説されている。

驚かされるのが、高級な食材ばかりを使うのかと思ったら、

どこでも簡単に入手できる手ごろな食材ばかりが使われているということと、

力が抜けるぐらいにレシピがシンプルであることである。

本当にこんなあっさりとしたやり方で、

美味しい和食料理が完成するの?というぐらいに

短文で解説されているのである。

各メニューにあるワンポイントアドバイスも、何気ない言葉なのだが、

正鵠を突いていて見逃せないものが多い。

●それと同様に感銘を受けるのが、

基本を遵守する姿勢と、料理を味わう人々へのおもてなしの心であった。

やはり、日本料理はだしに始まり、だしに終わるというぐらいに、

料理の出来栄えにだしが大切なことがわかる。

また、現在ほど物資が豊かでない時代に、西さんの親御さんが、

愛情と手間と知恵を思う存分かけて料理を提供してきたという

子供の頃の思い出話には、食事というものが、どれほど

人間の健康、精神にとって重要なものであるかを痛切に思い知らされる。

本書のレイアウトやレシピなどをまとめた、

愛娘の西麻里子さんの「あとがき」と

父を傍らでサポートする写真にもホロリとさせられます。

●出来合いのお惣菜、冷凍食品ばかり買って調理を面倒がっていた方、

ちょいとした時間にすぐに作れる酒の肴を覚えたい方、

料理を難しく考えすぎていて、ずっと敬遠されていた方などには、

非常にお薦めの料理本です。


【マストポイント】

@一番だし(お吸い物や炊き込み御飯など。短時間でさっと煮出し、香り高い)

水5カップ 昆布10グラム かつお節10グラム

1、鍋に水と昆布を入れ、中火にかける。グラグラ沸騰させないようにする。

2、昆布が伸びたらかつお節を入れ、すぐ火を止める。

3、3分ほどおいてから、キッチンペーパーなどで漉す。

A八方だし(一番だしより倍ぐらい濃くとっただし。コクを出したい時などに)

水5カップ 昆布10グラム かつお節20グラム

作り方は途中まで一番だしと同じ。

かつお節を入れた後すぐに火を止めずに5分間弱火で煮る。


※ちなみに、昆布に付着する白い粉は旨み成分なので、

取ってはいけない。


(以上本文より。一部改変)



【著者略歴】

西 健一郎
昭和12年8月8日、伝説の料理人・西音松の四男として、京都市に生まれる。京都の名店「たん熊」に修業に入り、30歳で独立、東京新橋に「京味」を開店する。



ラベル:西健一郎 西音松
posted by miura at 08:33| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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