2009年03月26日

必読本 第878冊目 孔子の教え一日一言

必読本 第878冊目

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孔子の教え一日一言

孔 健(著)

¥1,260(税込み)

PHP研究所

ソフトカバー:222ページ

2009年1月9日 初版



●2500年にわたって受け継がれてきた孔子の教えの中から、

その直系子孫が孔子思想の真髄366を選び、わかりやすく解説。

「論語」の哲学をより深め、新たな発見を加えた本邦初「新思考の論語」。

●最近、時勢が乱れていることもあり、

いつの世も変わらぬ原理原則を短時間でマスターできる

一日一言本が数多く出版されている。

孔子の言行録として誰もが知っている「論語」の一日一話本は、

他の出版社から既に発売されている(必読本 第493冊目参照)が、

本書はちょっと毛色の変わった本。

「論語」以外の中国古典に記されている孔子の言葉の中から、

特に優れたものをピックアップして一日一話形式でまとめたもの。

「論語」以外の孔子の名言を読めるという意味では、

中国古典好きにはかなり興味が持てる本ではないだろうか。

●年度末ということもあり、

進学、転勤と色々と忙しい方も多いことでしょう。

ゆっくり読書などしていられないというところが実情でしょうが、

こういうバタバタしている時ほど、来年度の足固めをするという意味で、

この手の定評のある賢人の言葉をじっくりと噛み締めてみるということは

非常に有意義なことだと思います。

孔子の直系子孫である孔健さんの解説と翻訳も

無駄のない文章で非常に読みやすいです。


【マストポイント】

?「爾(なんじ)より出る者は爾に反(かえ)る」(孟子)

(自分が不義理をすれば、それは自分にはね返ってくるものだ)

?「財を生ずるに大道あり」(大学)

(財を成すのは(悪いことではないが)

それなりの正道を経た結果でなければならない)

?「君子の接は水の如く、小人の接は醴(れい)の如し。

君子は淡くして以って成り、小人は甘くして以って壊(こわ)る」(礼記)

(君子の交際は淡くして水のようであるが、

これに反して小人の交際は親しみ過ぎて醴(甘酒)のようになる。

君子は淡くして永続し、小人は親しみ過ぎて不和を招く)

?「君子は心を以って耳目を導き、小人は耳目を以って心を導く」(子思外篇)

(君子は心の命に従って世間を見渡すが、

小人は見たもの聞いたもので道徳のあり方を判断する)

?「天に二日なし。土に二王なし」(礼記)

(天に二つの太陽がないのと同じく、国に二人の王は必要としない)


(以上本文より。一部改変。

新年度が近いということもあり、特別に5個掲載)


【著者略歴】

孔 健
1958年、中国青島市生まれ。本名は孔祥林、孔子第75代子孫。チャイニーズドラゴン新聞社編集主幹、SBI大学院大学教授、孔子塾主宰。山東大学日本語科を卒業後、中国画報社に勤務。85年に来日、中国画報社駐日総代表として活躍するかたわら、上智大学大学院新聞学博士課程修了。現在、中国画報協会副会長・NPO法人日中経済貿易促進協会理事長・孔子文化大学副学長、北京科学職業大学中国国学院院長。日中問題のコメンテーターとして、テレビ、新聞、雑誌などでも活躍。


ラベル:孔子 孔健 論語
posted by miura at 18:55| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自伝・一日一話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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