2010年08月09日

必読本 第915冊目 10人の法則 ―感謝と恩返しと少しの勇気

必読本 第915冊目

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10人の法則 ―感謝と恩返しと少しの勇気

西田文郎(著)

現代書林

¥ 1,575

単行本:176ページ

2008年11月18日 初版



●「運」や「ツキ」を脳科学でわかりやすく解き明かし、

自身の体験や実例から、

合理的に夢も叶える「肯定脳」の作り方を伝授する実践の書。

これは、テクニックではなく、生き方です。

「運」というすばらしい錯覚を生きるための生き方なのです。

「10人の法則」をぜひ、実践してください。

●久しぶりの西田文郎さんの本。

昔は発刊されるごとに漏れなく追いかけ、熱心に読んだものだが、

最近はとんと御無沙汰だった。

例によって、清水克衛さんの本で推薦されていたもので、

サラリと読めそうな分量だったこともあり、本日一気に読んでみました。

●本書は、タイトルに端的に示されているように、

感謝すべき人を10人挙げ、

その10人に感謝の言葉を伝えることの大切さ、効用を述べた本である。

先生のファンならばお馴染みなように、文体も理論も非常にシンプルで、

ちょっと小難しい本が好きな読者にとっては、

あっけなさを感じさせるぐらいに至極単純明快なことが淡々と述べられている。

●しかし、この本は、

よく言われる「感謝」することが、なぜ成功や幸せに繋がるのかということと、

我欲に縛られている間はなかなか成功しないのに(場合によっては転落しさえする)、

他人や世の中に貢献することを考え始めた時に

なぜ真の意味での成功を掴めるのかということを

わかりやすく解説してくれているという点で非常に優れている。

上記2点を、理論的裏付けを取りながら、素人にも丁寧に教えてくれる本を

あまり見かけたことがないので、個人的には非常に収穫であった。

●若い頃の先生が、何をやってもトントン拍子に上手く行き、

天狗になって人生を踏み外しそうになった頃、

メンターに出会って生き方を軌道修正した話

(先生の本では初出の話が多い。特に、美人とばかり付き合っていた

というのが面白かった)、

実際に指導された北京オリンピック女子ソフトボール代表チーム、

高校野球の駒大苫小牧などが頂点を得た話、親友でもある盲目アスリートの話、

先の戦争で、特攻隊員たちが母へ遺した別れの手紙、

臨終の時に愛する奥様に感謝の言葉を告げて旅立ちたいなどなど、

感動的なエピソードも多い。

涙もろい人は人前では読まない方が良いでしょう。

●シンプルな理論ほど奥が深いというか、実行が難しいというか、

読破後は、何かシミジミと自分の過去を振り返ったり、

これからの人生をいかに生きるべきかを

真剣に考えてみたくなるような本である。

前記したように、自己中心的で人の意見に耳を貸さないような人や、

自信過剰でエリート意識が高い人に特におススメの本です。

もちろん、スポーツで頂点を目指している方にも推薦できます。

西田先生の本は、前記したように、あっけないぐらいに

簡単に読破できてしまうのですが、

丁寧に読むと、時に非常に深遠なことが述べられていることがあり、

何度も繰り返して読む価値があると思います。


【マストポイント】


@「感謝すると、プラス感情がわいてきます。

感謝すると、素直になります。

人の運勢を変えられるのはこの2つだけです」

A「ツキとは、出会いであり、自分以外の誰かが運んで来てくれるものです。

ということなら、どうしたらツキのある人間になれるかは、おのずと明らかです。

ツキを運んで来てくれそうな人と、積極的に付き合えばいいのです。

金持ちになりたければ、10人の金持ちと付き合えば良いし、

やる気のある人間になりたければ、10人のやる気のある人間と付き合えば良いし、

頭のいい人間になりたければ、10人の頭のいい人間と付き合えば良いし、

東大に入りたければ、実際に東大に入った人と10人付き合えば良いし、

美人になりたければ、10人の美人と付き合えば良いのです。

何かを達成したいと思うならば、既にそれを達成してしまった人と付き合うのが

一番手っとり早い方法です」

B「人間の可能性とは、持って生まれた能力でも、希望でもありません。

私たちの脳が、私たちの知らないうちに、これまでの経験から導き出してくるものです。

私たちがいつになっても成功できないのは、「本当は存在しない天井=限界」を

心の中に知らず知らずに持っているからです。

私たちの脳は、「過去」を生きているのです。

人間の脳は、これまでの経験というデータベースに基づいてものごとを感じたり、

考えたり、判断しています」

(以上本文より。一部改変)



【著者略歴】

西田 文郎
株式会社サンリ代表取締役会長。西田塾塾長。西田会会長。1949年生まれ。日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニア。1970年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(S.B.T.)」を構築。日本の経営者、ビジネスマンの能力開発指導に多数携わり、驚異的なトップビジネスマンを数多く育成している。この「S.B.T.」は、誰が行っても意欲的になってしまうとともに、指導を受けている組織や個人に大変革が起こって、生産性が飛躍的に向上するため、自身も「能力開発の魔術師」と言われている。経営者の勉強会として開催している「西田塾」には全国各地の経営者が門下生として参加、毎回キャンセル待ちが出るほど入塾希望者が殺到している。2008年春には、「ブレイントレーニング」をより深く学び実践し、世の中の多くの方々を幸福に導くために「西田会」をスタートさせた。また、ビジネス界だけでなく、スポーツの分野でも科学的なメンタルトレーニング指導を行い、多くのトップアスリートを成功に導いている。最近では、北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボールチームの指導も行っている。日本のメンタルトレーニング指導の第一人者。






ラベル:西田文郎
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