2010年10月03日

必読本 第924冊目 からだにおいしい野菜の便利帳

必読本 第924冊目

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からだにおいしい 野菜の便利帳

板木利隆 (監修)

¥1,365

高橋書店

単行本:208ページ

2008年4月30日 初版



●健康への意識もあり、年々野菜に対する期待感が高まっている。

そこで、おいしい食べ方、栄養知識、安全、旬、正しい選び方など、いくつもの視点から、

広く流通している野菜の魅力と楽しみ方を紹介。101の簡単レシピつき。

●先月ご紹介したばかりの『からだにおいしい魚の便利帳』(必読本 第920冊目参照)より

先に出版された姉妹本。

一昨年に発売されたものだが、いまだに高い人気を誇るようである。

●本の構成は、前記した『からだにおいしい魚〜』と全く同じで、

実、根、葉、果物、海藻などの野菜関係食品に大別し、

日常、頻繁に食する代表的な品目を、一品ごとにカラー写真入りで解説する

(出版社によれば、その品目の最も代表的な写真を撮影するためだけに、

1年以上の時間をかけたという。たしかに、写真は色鮮やかで、

どこかの資料から適当に転載したような手抜き感が一切感じられない。

本書が好まれている最大の要因の一つ)。

●その説明文にいたるも、

来歴、関連&改良品種、栄養成分や効能、旬の時期、代表的な産地、初心者でも簡単に作れるレシピ、

上手な保存方法、豆知識など、普段ほとんど不必要だと思われる専門的すぎる情報を

絶妙にそぎ落とし、本当に知りたい最低限度の知識だけが厳選されて掲載されている。

このあたりの編集責任者のバランス感覚の良さは見事としか言い様がなく、

大いにベストセラーになり、後続本が更に2冊出る要因となったはずだ。

しかし、これほどまでに完成度が高い食品関係の本と言うものは

めったにお目にかかれるものではない。

料理好きの主婦の方や、調理関係の方ならば、一読しただけで買わないではいられなくなる。

●また、随所に挟みこまれている関連エッセイも、

精進料理、有機農産物、野菜流通の仕組み、食物繊維、地方野菜、イギリスの家庭菜園など、

その道の専門家が書いた興味深い内容で、知識が大いに広がる。

●この本は、野菜嫌い、果物嫌いの方にこそ是非とも読まれたい本である。

普段、それらを好んで食べない人と言うのは、

たいていの場合、野菜の味が嫌いであるというよりも、その本当の栄養価、効能の高さに関しての

情報、知識、興味が決定的に欠落しているというケースが圧倒的であると私見ながら思う

(若い頃の私自身が実際そうだったからだ)。

こういう便利な本を一通り読めば、誰でも、野菜、果物を摂らないのは損だ、

これからは積極的に食べるようにしようと、認識が一変するはずです。



※今回の【マストポイント】は、食品関係の本ゆえ、割愛いたします。



【著者略歴】

板木 利隆
神奈川県園芸試験場長、神奈川県農業総合研究所所長等を経て、板木技術士事務所所長。JA全農や(社)日本施設園芸協会等、多くの団体や学会の委員・顧問を務めるかたわら、講義や執筆活動を精力的におこなっている。





posted by miura at 15:36| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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