2010年12月12日

必読本 第941冊目 フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!

必読本 第941冊目

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フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!

落合 福嗣(著)

¥ 1,000

集英社

単行本: 160ページ

2010年10月23日 初版


●中日ドラゴンズ監督・落合博満の息子で、幼少の頃から悪童伝説を残してきた落合福嗣。

その独創的で自由すぎる素顔に迫りつつ、落合ファミリーの真実を描く抱腹絶倒の一冊。

『週刊プレイボーイ』連載をもとに書籍化。

●アマゾンで、中日落合監督関連の本を探していた時に偶然巡り合った本。

監督の一粒種として、幼少期より度々マスコミに登場、

その自由奔放な振舞いと、誰かれ構わず浴びせるその暴言の数々で

悪名高かったフクシ氏が、潜伏期間を経て、突如表舞台に復活。

週刊誌で連載していたコラム(そのこと自体、今回の本で初めて知ったのだが)を元に単行本化された。

●内容的には、既述した週刊誌のコラムの傑作選、

フクシ氏の経歴紹介、氏の都市伝説の検証、父博満氏との親子対談、

写真でたどる思い出アルバム、落合記念館探訪、落合両親とフクシ氏3者による“トンデモ”人生相談、

落合家を知るための語彙解説という構成になっている。

特筆すべきは、目の付けどころが鋭く、歯に衣着せぬフクシ氏の軽妙な語り口と、

とにかく笑えるスナップ写真が満載なことである。

いわゆる「タレント本」に属するが、内容的には結構濃く、

野球に興味のない方も十分楽しめる。

●北朝鮮の金正男に似た風貌と、格闘家になってもおかしくない巨漢にも関わらず、

スポーツは全くといって苦手で、ことごとく長続きしない

(落合氏のDNAを引き継ぎ、恵まれた肉体もあって、

母の信子さんの期待も大いに高かったのだが、

偉大なる野球選手の息子だということだけで、野球部先輩などから深刻なイジメを受け、

野球嫌い、野球離れに拍車がかかった。

落合父が逆に、野球が上手すぎて理不尽なイジメを受け、7回(!!)も野球をやめて、

人生を漂流していたという高校時代〜東芝府中時代の話を述懐しているが、

一時ホームレス生活も経験したなど、初出の話が結構出てくる。

野球人落合を知る上で、興味が尽きない)。

 ●ネット、アニメ、プラモデル(父子ともに、ガンダムマニアであることは超有名。

頻繁にガンダム関連の話題が出てくる)などのオタク文化に非常に明るく、

どちらかと言えば文系タイプ。

ごく普通の大学生と同じく、女の子には興味津々。

出会った女性には積極的にアタックする。

このあたりは、幼少期からマスコミに度々登場し、女子アナ、タレントなどと

頻繁に接触したり、有名人の子息ということで、周りの女性から

いつもチヤホヤされていたという事情もあり、女性に対しては物怖じしない性格が形成されたのだろう。

しかし、Hできれば誰でもいいというわけではなく、

落合家の財産や氏の体(?)目当ての女性ではないか、慎重に吟味するあたりは、

意外と冷静なタイプである。

初オナニー、初Hなどの告白は、落合家独特の性教育の話とともに、爆笑必死。

笑いをこらえられないので、電車などでは読まない方が良い。

●今まで、ただの「著名人のバカ息子」というイメージばかりが先行していたフクシ氏であるが、

文筆能力は高いし、若者文化や世の中に対する見識も非常に高く、今までのイメージが一気に覆される。

オタク文化評論家か、はたまた、奇跡的に、プロ野球経験のない初のプロ野球解説者(それは無理か。。。)か、

(同じコラムニスト出身である)マツコ・デラックスを凌ぐブレイクを来年に果たすかもしれない。

野球ネタに異常に詳しいSMAPの中居正広や、かつて交流もあったとんねるずとの絡みで、

近々テレビでのレギュラー出演も必ずあるはずだ。

これからの活躍に目が離せない。
 

 【マストポイント】

@「会社に限らず、すべて縦社会というか、ピラミッド型で出来ている。

上司に手柄を横取りされる人もいるが、てっぺんにいるヤツが最後は責任を取るワケだ。

当然、下に行けば行くほど責任は軽くなる。

日本に限らず、外国でも同じだ。

そういう社会の仕組みを理解しないヤツはどこに行っても必要とされない。

結局、責任が取れるヤツほど給料は高いんだ」

A「人間、最終的に必要になるのはお金だよ。

年とって働けなくなったら誰も助けてくれないんだぞ。

今、働けるんだったら、使うことを考えるより、その時のために貯金しとけって。

そのうちイヤでも使わなきゃならない時がくるから。

その時に金がなけりゃ、何もできないんだ。

今、使い道がないなら黙って貯めとくんだな」

B「女の人は家のことはちゃんとやらなくちゃ。

「女」に「家」と書いて「嫁」だし、

「女」に「又」に「力」と書いて、「努」なんだよ。女は強いんだよ。」

(以上本文より。@とAは落合博満氏の言葉。Bは信子氏の言葉。一部改変)


【著者紹介】

 落合 福嗣
1987年8月20日、名古屋に生まれる。3歳時にはTV番組収録中、かの有名な「落合家チ○ポ丸出し放尿事件」を引き起こし、全国に悪名を轟かせる。父は「日本プロ野球史上最強の打者」の呼び声も高い落合博満氏だが、本人は歌、音楽、ゲーム、ネットなどわりかし文化的な方面で才能を発揮。現在、国士舘大学在学中。



posted by miura at 12:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自伝・一日一話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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