2011年03月07日

必読本 第963冊目 おおきな木

必読本 第963冊目

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おおきな木

シェル・シルヴァスタイン(著), 村上春樹(翻訳) 

あすなろ書房

1,260円

単行本: 60ページ

2010年9月2日 初版


●いつでもそこにあるりんごの木。成長し変わっていく少年。

それでも木は、少年に惜しみなく愛を与え続けた。

世界で読み継がれているロングセラー絵本を村上春樹が新訳。

●大人も子供も楽しめる名作絵本の新訳版。

昨年秋口に発売された。

希代の人気作家であり、翻訳家としても活躍する村上春樹さんが

本書の翻訳を担当されていることでも話題になる。

実は2007年に既に書評済みですが(必読本 第299冊目参照)、

その時に大変感銘を受けたことと、

最近村上氏の本を読んで、色々とインスパイアされることが多かったので

必読本 第954冊目参照)、今回あえて再びご紹介しておきたいと思います。

●村上さんのもとには、大人気作家のネームバリューを頼りたいということもあるだろうが、

色々な出版社から、日本人にもなじみ深い英語圏の古典的名作や、

翻訳上色々と難がある部分を修正した本の新訳などの依頼が

続々と舞い込んでいると想像されるが、

本書は、かつて本書の翻訳を担当された本田綿一郎さんがお亡くなりになり、

本書の翻訳版の発売が難しくなったため、村上さんのもとにオファーがあったのだという。

あとがき部分で、村上さんがそう述べているのだが、

私自身、翻訳者が亡くなると、その人が担当した書籍の発売が継続できなくなるというのは

意外であった。実際そうなのであろうか。

余談だが、ちょっとそれが心に引っかかった。

●まあ、そんなことは本書の素晴らしさとは無関係なことなので、

どうでもいいと言えばどうでもいいことだが、

未読の方は、画風も文章も非常にシンプルながらも、

様々な意味が込められた本書を一度手に取ってもらいたいと思う。

人それぞれ、様々な感想や考えを抱くはずだ

(ブログ筆者のように、物質主義的で、自己中心的な人に特におススメです)。

大変有名な本なので、旧版も新版も、たいていの図書館には所蔵されているはずなので、

2冊同時に借りて、翻訳を比較対照してみるのも面白いでしょう。

※ 【マストポイント】 は絵本のため、今回割愛致します。

【著者紹介】

 シェル・シルヴァスタイン
シカゴ生まれ。作家、イラストレーター、歌を作りギターも弾く。カウボーイ・ハットを愛し、いつもジーンズ姿でいる自由人。『歩道の終るところ』(講談社刊)など作品各種。



ラベル:村上春樹
posted by miura at 18:11| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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