2011年03月12日

必読本 第965冊目 リーダーのための「イソップ童話」の正しい読み方

必読本 第965冊目

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リーダーのための「イソップ童話」の正しい読み方

市川 善彦(著)

¥ 1,680

アスカビジネスカレッジ

単行本:175ページ

2008年11月30日 初版 

 

●景気の衰退、倒産、破産、企業の不祥事。

人間不信、心の荒廃による事件が相次ぐ今、

人として、リーダーとしての奥深い教えがちりばめられているイソップ寓話を紐解き、

その正しい読み方を紹介。また、「八正道」の教えも掲載。

●先日ご紹介したばかり(必読本 第964冊目参照)の市川善彦さんの近刊。

様々な警句に満ちたイソップ物語の小話を例に挙げながら、

リーダーとして、人として大事なことは何かを平易な言葉で解説していく。

先だって紹介したばかりの坂本龍馬の本は、

市川さんの個人的体験の類の引用が皆無で、

ひたすら龍馬の自伝を述べていくだけの、ファンにはやや物足りない内容でしたが、

本書は、個人的なエピソードが満載、

人気のブログさながらのくだけた文体もとっつきやすく、

読み始めたら一気に読破できます。

●中盤には、性格テスト(ただ、他の心理学者の本を

そっくりそのまま参考にして作ったような代物で、あまり役に立つとは思えなかった)、

最後の章には、釈迦が唱えた八唱道についての

市川さんなりの私的考察が述べられている。

●市川さんのファンなので、ほとんどの著書を読破している私ですが、

読み度につくづく痛感させられるのは、

会社経営でも、人生の成功でも、

一握りの秀才だけしかわからないような小難しい理論、知識など一切要らない、

誰でも出来るような、ごく当たり前のやさしいなことを、

日々愚直に繰り返していくことが肝要なのだということです。

自戒を込めて言いたいのですが、

かっこばかりを気にして、実体が伴わない方に特におススメしたい著者です。

 

 【マストポイント】

@「うつ病の解決法は、心にあります。

「恥をかこう!」「笑われよう!」「バカにされよう!」これしかありません。

バカにされてもいいから、本音で語ることですよ!

人間は神様ではありません。失敗も間違いも、悟りも間違いもあるのです。

世の中が、心美しい人ばかりで構成されていれば、この世に生まれてくる必要もないのです。

この世は、色々な人が集まって、修行をしている場所なのです。

迫力を出しましょう。

私は家庭の事情で高校すら卒業できませんでしたが、

東大卒の先生方にも一歩も引かず、講演で自論を展開してます。

恥をかけばよいのです。笑われればよいのです。

相手は、一目も二目も置いてくれるようになりますよ。

堂々としていればよいのです」

A「「なるようにしかならない!と強く思いましょう。

恥をかきたくない。という気持ちを捨てるのです。

恥をかこう!です。

恥をかいたと思っているのは、本人だけで、

周りの人はあなたのことなど、さほど、重要視していないのです。

自意識過剰のほうがおかしいのです。

カタクなるから、シドロモドロになるのです」

B「私は32年前に、保証人倒れで倒産寸前だったのですが、

日々笑っていました。

会社の朝礼で、流行歌をもじった社歌を社員と共に唄って

大爆笑していたものです。

貧乏神は、暗く沈んだ人が大好きですから、

沈んでいると、仲間をたくさん連れてきて倒産、破滅に追い込むのです。

苦しい時こそ大笑いするのです。

そうすれば貧乏神は吹き飛ばされて、福の神がやってきます。

不幸が続く時に、「お祓い」を考える人もいるのですが、

私は、「お笑い」だと自信をもってお勧めします。

赤字の会社に屁理屈はいりません。

暗いから儲からないだけなのです」 

(以上本文より。一部改変)


【著者紹介】

市川 善彦
日本ガード・サービス株式会社代表取締役社長。福岡大学経済学部非常勤講師。中小企業大学校講師。タナベ経営講師。福岡信用金庫総代。1952年1月、長崎県佐世保市生まれ。1976年8月、24歳の時に起業、あっという間に自社ビル、社員寮、自宅を無借金で建て、その後30年以上も無借金の超優良企業のオーナー社長。



ラベル:市川善彦
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