2011年06月04日

必読本 第982冊目 5%の人 時代を変えていく、とっておきの人間力

必読本 第982冊目

76313052.jpg 

5%の人 時代を変えていく、とっておきの人間力

清水克衛

サンマーク出版

¥ 1,365

単行本: 159ページ

2010年8月20日 初版

 

●大衆として生きるか、光を放つ人になるか。

「自分の信じた道を貫く」「試練をチャンスと受け止める」

「人のせいにしない」といった特徴をもつ、

時代を変えることのできる「5%の人」について解説する。

●都心から離れた辺鄙な下町で、独特の本の売り方、揃え方で

注目される人気書店「読書のすすめ」。

その名物店主清水克衛さんの近著。

昨年夏に発売された。

テレビ番組などに頻繁に出演された影響からか、

はたまた、書籍が売れない多くの出版社が、救世主的に執筆オファーを出すのか、

清水さん自身の本の出版ペースも最近かなり早いものになっている。

●本書は、清水さんが昔からよく主張されていることでもありますが、

圧倒的多数の「大衆」に染まって没個性的にならず、

自分の強み、オリジナリティを活かして、

少数派であっても逞しく生きていこうよ!ということをメインテーマに

語った本です。

●しかし、少数派で生きていくのはツライし、孤独感を感じることもある。

では、凡人は、どうしたらいいのか?

著者自身の、柔道部時代、コンビニ店主、そして現在「読書のすすめ」に

集う多くのお客さんの事例を引き合いに出したり、

斎藤一人さんをはじめとする著名人との交友録を紹介したりしながら、

具体的な方法を、わかりやすい文章で淡々と解説してくれます。

清水さんの文章は、変なクセがなく、極めてオーソドックスな書き方をされる方で、

短時間で読破できるのがいい点です。

本書も一気に読み切ることができます。

●巻末には、その少数派であることの模範例として、

坂本龍馬とスティーブ・ジョブズの2人を挙げて、

その数奇な人生と、残した名言の数々を紹介してくれる。

この最終部分は、何か紙数を埋め合わせようとしたというか、

両氏にまつわる本の受け売り的な内容に終始していて、少々残念。

最初から最後まで、著者のエピソードや主張だけで押し切ってほしかった。

●大人になっても、伝記を読むことは意義がある、

単なる有名作家の追っかけ的なファンで終わるのではなく、

自分自身がプレイヤーになれ、

これからの商売には「家族意識」が大事だ、など、

本との付き合い方、読み方や、個人店の経営のコツなど、

随所に参考になる部分も多い本です。

巻末には、例によって、知る人ぞ知る名著の紹介コーナーもある。

知らない本が、恥ずかしながら何冊もあったので、

また、機会があったらこまめに読んでいきたいと思う。

●昨年夏に初めて訪れた「読書のすすめ」。

どこまで電車に乗ったら到着するのだ?というぐらいに

都心からかなり離れ、千葉県に迫るほどの遠距離。

そして、駅から下車しても当の書店までは相当の距離を歩かなければならない。

真夏だったこともあり、大汗をかいて上半身ビッショリになった記憶があります。

車を持っていればまた話は別だが、

よほどの時間的余裕と目的意識を持っていなければ、そうそう頻繁に行くことはできない。

次回はいつ機会が訪れるのだろうか。。。。

 

 【マストポイント】

@「 人生には上り坂もあれば下り坂もあり、

さらには“まさか”という坂もあります。

このまさかの出来事というのは、その人にとって、

精神的にも肉体的にもかなりのダメージを与える出来事であったりします。

しかし、これはその人がさらに成長していくために用意された試練であり、

これを乗り越えることで、その人には素晴らしいステージが待っているのです」

A「おれがおれがの“我”を捨てて、

おかげおかげの“下”で生きる」

B「〜あきらめないということについて〜

よくよく考えたら、僕はあきらめ方を知らなかったのです。

なぜなら、小さい頃から、偉人の伝記ばっかり読んでいたからです。

伝記には、あきらめ方が書いてなかったんです」 (本書で紹介されている植松努氏の言葉)

(以上本文より。一部改変)


【著者紹介】

清水 克衛
1961年、東京生まれ。書店「読書のすすめ」店長、NPO法人「読書普及協会」理事長。94年、書店「読書のすすめ」を東京都江戸川区・篠崎にて開業。2003年に自らが設立した、NPO法人「読書普及協会」では、“本との出逢い”“人との出逢い”“出来事との出逢い”を提供しながら、「良質なご縁から生まれる成幸の法則」をテーマにした全国各地での講演活動を行っている。



ラベル:清水克衛
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。