2011年07月02日

必読本 第992冊目 実践するドラッカー【チーム編】

必読本 第992冊目

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実践するドラッカー【チーム編】

ピーター・F・ドラッカー, 上田惇生, 佐藤 等

¥1,575

ダイヤモンド社 

単行本: 215ページ

2011年2月3日 初版


●メンバーのやる気にどうやって火をつけるか?

目標設定、評価測定、コミュニケーション、会議運営。

ドラッカー流チームマネジメントのポイントがわかる。 

●「実践するドラッカー」シリーズ第3弾。

今年2月に発売されたばかり。

空前のドラッカーブームもあり、売行きが好調だったのか、

シリーズ化されているようだ。

●今回の第3弾は、特に企業活動において、

チームを組んで仕事に当たる時に、ドラッカーの貴重な教えの数々を

どのように活用していけばよいのかを指南してくれる内容になっている。

既刊の2冊は、主に個人の自己啓発を念頭において出版された本だが

本書は、グループ、チーム全体が円滑に行動できることを

念頭におかれて執筆されている。

よって、チームリーダーのみならず、チーム全体で同時並行的に

読むと効果的かもしれない。

●以前ご紹介した本のように(必読本 第979冊目参照)、

文頭にドラッカーの名言を載せ、その後に、

編著者のシンプルな解説文を配置し、

いかにアクションを起こしていけばよいのかを

わかりやすく説明してくれる。

見開き2ページのコンパクトな作りもあり、

細切れ時間にチョコチョコ読むなど、多忙なビジネスマンには

非常に使い勝手の良い内容になっております。

●また、例によって、ドラッカー本を日々熟読して、己のビジネスに

効果的に活用している一般人の事例が豊富に記載されているので、

書物を読んでも読みっ放しになっている方々は、

是非自分で書き込みなどをするなど、徹底的に使い倒したいものです。

コラムにも有用なアドバイスが沢山記されております。

●一点気になったのは、ダイヤモンド社の本にしては非常に珍しいことですが、

突貫工事で完成させたためか、誤字脱字の類がとても多かったこと。

売れている本だからこそ、こういう凡ミスは厳に謹んでほしいものだ。

 

 【マストポイント】

@「仕事と労働(働くこと)とは根本的に違う。(中略)

仕事の生産性をあげるうえで必要とされるものと、

人が生き生きと働くうえで必要とされるものは違う」(マネジメント[エッセンシャル版]) 

A「聞け、話すな」(経営者の条件)

 (コミュニケーションを取りたいならば、口をつぐみ、聞くことが大事だということ)

B「最初から全員が賛成ということは、誰も何も考えてないことを意味する」

(経営者の条件)

(以上本文より。一部改変)


【著者紹介】

上田 惇生
ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。1938年生まれ。61年サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶応義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、国際経済部次長、広報部長、ものつくり大学教授を経て、現職。ピーター・F・ドラッカー教授の主要著作のすべてを翻訳。もっとも親しい友人、日本での分身とされてきた。ドラッカー学会代表。

佐藤 等
佐藤等公認会計士事務所所長、ドラッカー学会監事。1961年函館生まれ。1984年小樽商科大学商学部商業学科卒業、2002年同大学大学院商学研究科修士課程修了。1990年公認会計士試験合格後に開業し、現在に至る。主催する(有)ナレッジプラザの研究会として「読書会」を北海道と東京で開催中。 



ラベル:ドラッカー
posted by miura at 23:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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