2011年07月08日

必読本 第994冊目 実践するドラッカー【思考編】

必読本 第994冊目

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実践するドラッカー【思考編】

佐藤 等[編著], 上田 惇生

¥1,575

ダイヤモンド社 

単行本: 251ページ

2010年1月28日 初版


●成長し続けるためには、どのような「思考」と「行動」が必要か。

成果をあげるために身につけるべき能力と心すべきポイントを整理した、

セルフマネジメント実践の書。

●昨年2010年初頭に発売されてから好評な売れ行きを示している、

「実践するドラッカー」シリーズの第1弾。

順番的に最も初めにご紹介するべきだったが、

図書館の貸出順序の関係で、最も遅くなってしまった。

第2弾、第3弾は既にご紹介済みですので、

是非ご覧下さい→(必読本第979冊目第992冊目参照)。

●何度も書いているように、1テーマ見開き2ページで、

文頭にドラッカーの名言を載せ、

その言葉に関する解説や気づきを簡潔に述べるという、

多忙な人には非常に使い勝手の良い作りになっている。

ドラッカー本を読みなれている人ならば、

軽快感を持ってドンドン読み進めていくことができます。

私は1時間弱で一気に読破できました。

例によって、章末には、書き込み式の「実践シート」が掲載されているので、

読みっ放しで終わることを防いでくれる。

●解説などで、最近話題の阪神タイガーズ、

QBハウス、駒大岩見沢高校野球部など、

身近なネタが例として挙げられているのも、とても参考になる。

解説文やコラムの中で取り上げられている

ドラッカーにまつわる雑学的なエピソードに関しても、

一般の人々にはあまり知られていないというか、

相当のドラッカーマニアでなければ知りえないような

ディープなネタが多く、読んでいてとてもタメになります。

●結論として言えば、

「経営者の条件」(必読本 第148冊目参照)、

「プロフェッショナルの条件」(必読本 第269冊目参照)などの、

個人の自己啓発、願望実現を特にテーマとしたドラッカーの基本書を

読み終えた後の、副読本、復習本して使用するには、最高の一冊だと思う。

ポイントを短時間でおさらいできるというか、

重要ポイントがすっきりとまとめられているので、

上記2冊を読了後早々に是非利用したい本である。

 

 【マストポイント】

@【ドラッカーの、「人生を変えた7つの教訓」】

○目的とビジョンをもって行動する―ヴェルディの教訓

○神々が見ている―フェイディアスの教訓

○一つのことに集中する―記者時代の決心

○定期的に検証と反省を行う―編集長の教訓

○新しい仕事が要求するものを考える―シニアパートナーの教訓

○書きとめておく―イエスズ会とカルヴァン派の教訓

○何によって知られたいか―シュンペーターの教訓

A「自由とは解放ではない。

責任である。楽しいどころか一人ひとりの人間にとって

重い負担である。

それは、自らの行為、および社会の行為について自ら意思決定を行うことである。

そしてそれらの意志決定に責任を負うことである」(産業人の未来)

B「強みを伸ばすということは、

弱みを無視してよいということではない。

弱みには常に関心を払わなければならない。

しかし人が弱みを克服するのは、強みを伸ばすことによってである」 (非営利組織の経営)

(以上本文より。一部改変)


【著者紹介】

上田 惇生
ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。1938年生まれ。61年サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶応義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、国際経済部次長、広報部長、(財)経済広報センター常務理事、ものつくり大学教授を経て、現職。ドラッカー学会代表。

佐藤 等
佐藤等公認会計士事務所所長、ドラッカー学会監事。1961年函館生まれ。1984年小樽商科大学商学部商業学科卒業、2002年同大学大学院商学研究科修士課程修了。1990年公認会計士試験合格後に開業し、現在に至る。主催する(有)ナレッジプラザの研究会として「読書会」を北海道と東京で開催中。



ラベル:ドラッカー
posted by miura at 23:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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