2006年10月28日

必読本 第160冊目 安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う

必読本 第160冊目

安岡正篤 一日一話.jpg

安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う

安岡 正篤(著), 安岡 正泰(監修)

¥ 1,200 (税込)

致知出版社

新書: 231ページ

2006年6月2日 初版

 

●安岡正篤の著作の中から金言警句を厳選し、366の語録を抜粋。

国のあり方や指導者の資質といった骨太のテーマから、

読書、親子、師友、健康といった身近な話題まで、多岐にわたる言葉の数々は、短くも味わい深い。

●安岡氏は、歴代の総理大臣の影のブレーンとして絶大の信頼を置かれ、

(安岡を師と仰いだとして知られる政治家には

吉田茂、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳などそうそうたる面々がいる。)

政財界に強い影響力を持っておりました。

昭和20年8月15日の終戦の詔書(玉音放送)の草案に対して加筆したとされ、

 新元号「平成」の名を考案したとされることでも大変有名です。

●最晩年に、有名占い師の細木数子異例の結婚をし、

親族とドロドロの裁判沙汰を繰り広げたという汚名を

残して死んでいった過去があるだけに、

個人的には、どうしても安岡氏に対して、イマイチ全面的に信頼できない

違和感を覚えてまして、ほとんど全くと言ってもいいほど、

今まで氏の著作に触れたことはなかったのです。

(併せて、マヌケな顔(失礼)もどうしても好きになれなかった。)

しかし、その点を大目に見たとしても、

この本の内容は実にいいです。

万巻の古典書に通じた安岡哲学の総決算とも言えるような

傑作です。

●『寸言こそ人を感奮興起させる』。

後書きで、致知出版社社長の藤尾秀昭さんが

安岡氏の言葉を借りて述べられておりますように、

長々しい大著よりも、ほんの短い一言の名言の方が、人間に感動を与え、

行動に変化を及ぼす力があるものです。

この手の名言集好きの方なら必ず満足するであろう、

古今の知識満載の本です。

定価以上の価値がある本ですよ。

●大変売行きも好調のようで、短期間で

順調に版を重ねているようですね。

氏の本は、現代人にはなじみが薄い古典の解説書が多く、

内容も難解のようなので、わかりやすい自己啓発本を

求める現代人には、ちょっと距離があるかと思う。

よって、手っ取り早く、安岡氏の言わんとするエッセンスだけを

吸収したい向きには格好の本だと言えます。

 

 

【著者紹介】

安岡 正篤
明治31年大阪市生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和6年日本農士学校を設立、東洋思想の研究と後進の育成に努める。戦後、昭和24年師友会を設立、政財界のリーダーの啓発・教化に努め、その精神的支柱となる。その教えは人物学を中心として国民の各層に深い感化を及ぼし、国民的教育者として今日なお日本の進むべき方向を示している。58年(1983年)12月死去。

安岡 正泰
昭和6年東京都生まれ。31年早稲田大学第一法学部卒業。同年日本通運(株)に入社。平成元年取締役就任。平成3年常務取締役、5年常務取締役中部支店長、7年退任。日本通運健康保険組合理事長を経て、11年より(財)郷学研修所・安岡正篤記念館理事長。

 

ラベル:安岡正篤
posted by miura at 15:50| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自伝・一日一話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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