2006年12月08日

必読本 第201冊目 中部銀次郎 ゴルフの神髄―新編もっと深く、もっと楽しく

必読本 第201冊目

ゴルフの真髄.jpg

中部銀次郎 ゴルフの神髄―新編もっと深く、もっと楽しく

中部 銀次郎(著)

¥ 700 (税込)

日本経済新聞社

文庫: 309ページ

2003年10月1日 初版

 

●「技術を磨くことより心の内奥に深く問い続けることが大切」

「自分の力を、甘くなく辛くなく正確に把握する。そこからすべては始まる」。

伝説のアマチュアゴルファー中部銀次郎が遺した、珠玉のゴルフスピリット。

ゴルフを心から楽しむためのバイブル。

青木功プロの「銀ちゃんのこと」を巻末解説として新たに収録する。

●体格に恵まれず、又、病気がちな虚弱体質ゆえ、

プロの世界を断念したという著者。

しかし、「プロより強いアマ」として絶大な技術と理論を誇り、

又、誰よりも練習の虫だったという著者の、

人生哲学が詰まった1冊です。

語られる内容は、技術論、精神論、人間関係術、健康法など、

ゴルフにとどまらない広範囲な分野に及びます。

●驚くべきは、極度の弱視ゆえ、ほとんど読書をしないと自ら

告白されているにもかかわらず、語彙が豊富で、実に読みやすい名文なこと!

夏坂健さん、徳大寺有恒さんに匹敵するような

名文章家です。

文章を読むこと自体にこれほどまでに喜びを感じる本も

世間ではなかなかないでしょう。

●ドライバーで第一打をぶっ放すことがゴルフの醍醐味だと

勘違いしている方、やたらめったら新製品ばかりに食いつく

道具至上主義者、知らず知らず外部の状況に影響を受けてしまう

メンタル面が弱い方など、是非とも手に取っていただきたい本です。

9,800円の安物クラブを愛用し、内面を鍛えることを旨とした

著者の自己研鑽する姿に、多くのヒントを得られること確実です。

必読本第134冊目のブックガイドの中で挙げられている

名著30冊の中の1冊でもあります。

ゴルフに関心のない方にもおススメ、

自己啓発書として読んでも楽しい名著です。

洗練された紳士とはいかなるものか、

頭脳明晰で、自己を見失わないスポーツマンとは

いかなるものか。

マナーやルールを守らない大人が多い昨今、著者の冷静沈着で

ドッシリとした生き方は、現代人にも大いに参考になるかと思います。

 

 

【著者紹介】

中部 銀次郎
1942年、山口県下関市生まれ。甲南大学卒業。1960年、18歳で日本アマ初出場。1962年、初優勝。以後、17年にわたり通算6勝。1967年には西日本オープンでプロを斥け優勝。他にも数々のアマチュアタイトルを獲得し、「プロより強いアマチュア」と言われた。2001年12月逝去。

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