2006年12月18日

必読本 第211冊目 霊の発見

必読本 第211冊目

霊の発見.jpg

霊の発見

五木 寛之(著), 鎌田 東二(著)

¥ 1,470 (税込)

平凡社

単行本: 256ページ

2006年9月25日 初版

 

●止まるところを知らぬ霊ブームの歴史的背景を徹底解剖し、

日本的霊性の原点に迫る驚愕ドキュメント。

対話者に気鋭の神道家・鎌田東二氏を迎え、霊の世界を旅する衝撃の書。

● なぜ、これほどまでに最近の日本人は

霊的現象を好むか、単なる一過性のブームなのか?、

それとも、自殺や各種事件の多さと表裏一体の、

精神的飢餓感、自信の欠如のせいなのか?

小説のみならず、仏教、精神世界に関しても旺盛な執筆活動を

繰り広げる五木さんと、気鋭の神道学者にして、

ミュージシャンでもある鎌田氏との、非常に興味深い霊的対談集。

●本文にもあることだが、神社仏閣への参拝、修行、

超常現象的なものへの傾倒は、

そんなものなど鼻から信じていなさそうな、

インテリ層の比率が高いという。

様々なストレスやプレッシャーが渦巻く現代社会において、

スピリチュアルなものに対する信奉者が多いのは

よくわかる気がする。

が、一歩間違うと、この手のものに関しても、件のオウム真理教のような

狂信的なハマり方をしかねない。

様々な情報、噂、先入観が渦巻くこの手の霊的世界に対して、

自分を見失うことなく、健全につきあっていく方法を

この本で学ぼう。

●本文中、美輪さん、江原さん、

(私は好きではないが)細木数子さんなど

今話題の人を始め、仏陀、宮沢賢治、蓮如などの

宗教関係の人の逸話、また、不可思議な霊の話もたくさん出てきます。

昨今のマスコミにおける霊能者ブームを

概観する意味でも、一読の価値がある本です。

本の厚さのわりには、時間がかからず一気に読めます。

●個人的には、私の地元山形の出羽三山の一つ、

湯殿山のご神体の話が頻繁に出てくるのが

実にうれしい限りです。

私も数度訪問したことがありますが、このご神体は

赤黒い巨大な岩で、その上部からフツフツとお湯が

湧き出ております(詳しくはこちらから)


まさに、生命が宿っているとしか思えない

凄まじい代物で、初めて見たら、あまりの感動に体が震えること必定です。

撮影禁止のため、ここで写真をお見せできないのが

残念でならないのですが、機会がある方は是非とも一度直接

ご覧下さい。一見の価値がありますよ。


 

【著者紹介】

五木 寛之
1932年9月福岡県に生まれる。生後まもなく朝鮮に渡り47年にピョンヤンより引き揚げ、のち早稲田大学文学部露文科に学ぶ。その後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどをへて66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都の竜谷大学に学び、のち文壇に復帰。『日本人のこころ』(全6巻)などにより第50回菊地寛賞を受賞、英文版『TARIKI』はアメリカで2002年のブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に選ばれ、さらに2004年、第38回仏教伝道文化賞を授与された。

鎌田 東二
1951年徳島県生まれ。國學院大學文学部哲学科卒業。國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得満期退学。宗教哲学、神道学、民俗学、日本思想史、比較文明学専攻。京都造形芸術大学芸術学部教授。博士(文学、筑波大学)。神道ソングライター。石笛・法螺貝・横笛奏者。NPO法人東京自由大学理事長。猿田彦大神フォーラム世話人代表。

鎌田 東二 オフィシャルサイト http://homepage2.nifty.com/moon21/

posted by miura at 18:52| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神世界・不思議系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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