2007年01月05日

必読本 第228冊目 贈るうた

必読本 第228冊目

??〓.jpg

贈るうた

吉野 弘(著)

1,575円(税込)

花神社

単行本:89ページ

1992年4月10日  初版




●恋を知り初めた人に。結婚する2人に。愛の終りを知った人に。

自分を励ましたいと思う人に。夕焼けが好きな人に…。

そんな人へ贈る詩28篇を集めました。

人生のふしぶしを優しいこころで美しくとらえた詩集。

●昨年12月に、読売新聞の社説内で、

いじめ問題を語る際に取り上げられてから、

一躍注目されることとなった傑作詩集です。

著者の既読の詩の中から代表的なものばかり集めました。

●著者は、私の地元山形県酒田市出身、

谷川俊太郎さんなどと並ぶ、

現代日本を代表する詩人です。

学生時代に教科書で掲載されているものを

読んだ方も多いのでは?

●普段は、坂村真民さん以外の詩集など、

30代男性であることもあり、気恥ずかしくて全く手にとらないのだが、

この本はちょっとオススメです。

さらっと読めるものばかりなのですが、

映画のワンシーンを見るような

叙情性豊かな詩ばかり集められており、

深い感動を与えてくれます。

●特に、『I was born』と『生命とは』の

2詩は、繰り返し繰り返し読みたくなる大傑作です。

ちょっと柄にもなく、涙が出そうになりました。

●前者の詩は、著者の代表作として有名であり、

昔どこかで読んだ記憶がありました。

何度読んでもシミジミするいい詩です。

人の命の重さを語る時、是非とも引用するべき

大切な言葉だなと思いました。

教育関係者、医療関係者の方は、

是非ともメモしたりコピーしたりして、

いざという時に他人に紹介したくなりますよ。

●これからの季節、結婚するカップルへ、

卒業し旅立つ学生さんへ、

離れて暮らす実家の親御さんへ、など

プレゼントとしても最適です。

普段ビジネス書しか読まない多忙な方も、

こういう詩集を忍ばせている懐の広さが

必要な時代だと思いますよ。




【著者紹介】

吉野 弘
1924年山形県酒田生まれ。茨木のり子、川崎洋らの主催する詩の同人誌「櫂」の同人。二人が睦まじくいるためには、で始まる祝婚歌で名声を得る。よく知られている詩に「生命は」「奈々子に」「I was born」などがある。


ラベル:吉野弘
posted by miura at 11:42| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・詩集・エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。