2007年02月20日

必読本 第274冊目 対訳 21世紀に生きる君たちへ

必読本 第274冊目

21世紀に.jpg

対訳 21世紀に生きる君たちへ

司馬 遼太郎(著), Robert Mintzer(原著), Donald Keene(原著),

ドナルド キーン(翻訳), ロバート ミンツァー(翻訳)

¥ 893 (税込)

朝日出版社

1999年11月10日 初版

単行本: 41ページ

 

いつの時代になっても

人間が生きていく上で欠かすことのできない心構えがある。

小学校国語教科書に収められた

「21世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」

および小学国語編集趣意書「人間の荘厳さ」を英文対訳で収録。

左側ページに司馬さんのお話を、 右側にその英訳を載せる。

●昨年末、フジテレビ系で、

たけしさん、爆笑問題司会の特番内で紹介されてから、

一気に人気沸騰した司馬さんの『21世紀に生きる君たちへ』(世界文化社)。

その本と内容的にはほぼ同じです。

写真など豪華な装丁が不要ならば、

安価なこちらの方がおススメです。

●21世紀を目の前にして、

司馬さんが子供たちに残したかったメッセージ。

人間関係、自然の大切さ、科学、技術との付き合い方など、

生きるための「道標」となりうる名文です。

この本を一人で読んだだけで、

ピンと来る聡明なお子さんはそうはいないはずですから、

はじめは親子で読み聞かせしてあげるとよろしいでしょう。

もちろん大人が単独で読んでも、色々と気づきが

得られる傑作書です。

●『21世紀に生きる君たちへ』も

素晴らしいが、『洪庵のたいまつ』も感動的。

我々現代人も、

このような、エゴのない洪庵のような生き方を貫くことが

大切だとシミジミと痛感させられる

(後の世に大活躍する若者を多く育てたなど、

吉田松陰と生き方が似ていることも付記しておきます)。

併せて味読したい。

●左側の司馬さんのお話は、もちろん文句なく

素晴らしいものなのだが、

それを読んで感動するだけではもったいない。

高校生、英語を使用するビジネスマンなどは、

是非とも右側ページの英語訳を

繰り返し書いたり、音読したりして、

暗記することをオススメする(『超勉強法』のように)。

飛躍的に英語の実力が伸びるはずだ。

監訳は、あの、ドナルド・キーンさんですし。

【著者紹介】

司馬 遼太郎
1923年大阪府生まれ。大阪外国語学校卒業。作家。1960年『梟の城』で直木賞受賞。66年『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。その後、吉川英治文学賞、大仏次郎賞を受賞、75年、芸術院恩賜賞受賞。93年には文化勲章を受けた。96年、72歳で死去。歴史小説だけでなく、日本はどんな国か、日本人はどうあるべきかなど、世界的な視野で活躍した日本を代表する作家。ここに収録された二作品は、89年に小学校5、6年生の国語教科書のために書かれたものである。たくさんの著作の中でも、子どものために書かれた作品はこの二編のみ。21世紀の子どもたちへの優しいまなざしと心温まるメッセージを含んでおり、子どもだけでなく、日本人すべてに夢と希望を与える作品として、いまでもたくさんの人に読まれ、親しまれている。命日は、二月十二日でこの日は「菜の花忌」としてさまざまな行事が行われる。故人の遺志を継いで、文芸、学芸、ジャーナリストなどの幅広い分野の中から創造的な活動をした人や業績に対して贈られる「司馬遼太郎賞」もこの日に表彰が行われる。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。