【「凡人と達人の違い」リターンズ】
●以前にも類似のことを書きましたが
(日々の気づき 130 参照)
又書きます。
●「凡人」は、ちょっと嫌な思いをしたり、不快な思いをしたり
すると、すぐに舌打ちしたり、
いわゆる「地獄言葉」の類を他人に浴びせたり
(又はひとり言でしゃべったり)、
物に八つ当たりしたり、
大酒を飲んだり、ギャンブルにうつつをぬかしたりなどの
刹那的行動に耽溺したり、
パトカーに追われているかのごとく、
車を超スピードでぶっ飛ばしたりする。
●「達人」は、どんなに他人から嫌な思いをさせられたり、
予想外の事態が起こってトラブルやハプニングが発生しても、
上記のようなリアクションを決して示さない。
まぁ仕方ないか、人生色々あるもんな、
ままならないのが人生だからこれも神様からの修行だなと、
ワンクッション置いて、自分の中で不満や怒りを消化できる。
自分の外部に、悪感情を露骨に示したりしない。
●別にこんなことは信じなくてもどうでもいいが、
自分の行動は、
神様、天からの『監視カメラ』
(ハリウッドのスパイ映画みたいに)で
常に一挙手一投足すべて覗かれている。
すべての行動がバレバレですよ、
と思って毎日生きた方がよいですね。
既述の、凡人のリアクションを取っている人は、
一瞬はフラストレーションが発散できて
本人的にはいいかもしれないが、
自分の「人生の点数引き」がドンドン
されていることの方をよっぽど危惧した方がいい。
●常に自分の中で怒りや不満を溜め込んだら、
体に悪いんじゃないのか?
それがひいてはストレスとなり、
病気の原因になるんじゃないのか?
と反論する人がいるかもしれないが、
全く心配ご無用だ。
すぐにキレる人間の方が、あらゆる意味において、
外部に示さない人よりも失うものは多い。
病気で若死にし、人間関係でトラブルが絶えず、
冷静さに欠けるので金儲けも下手くそで、
いい事は一つもないからだ。
●よく芸能人で、結構な高い地位にいるのだが、
なぜかほとんどバラエティ番組に呼ばれない人がいる。
要は、前者の凡人のリアクションばかりする人だからだ。
こういう人は、番組としては非常に「使いづらい」。
つまり、芸人のシャレに対してすぐに真顔で激高する。
頭を叩かれるとマジで怒る。
ギャグが通用しない。すぐに大きな声を出すので、
まわりはヒヤヒヤもの。うかつなことが喋れない。
よって、番組会議では、
あの人は絡みづらいからやめようという話になる
(実名を挙げるのは憚れるのでやめる)。
売れている人間は、上述のごとき
話は当然わきまえている。
大物でも、所詮、番組に呼ばれてナンボの世界。
人間心理、この世の仕組みに暗い人は
所詮最後には消えていくだけの運命だ。