2007年03月08日

必読本 第290冊目 千の風になって

必読本 第290冊目

千の風.jpg

千の風になって

新井 満(著)

1,000円(税込み)

講談社

単行本: 70ページ

2003年11月6日 初版

 

●死別、失恋、大切な人を亡くした人へ。

『朝日新聞』「天声人語」で紹介され反響をよんだ作者不明の詩を、

芥川賞作家・新井満が翻訳し、美しい写真と共に世に贈る写真詩集。

長編エッセイも収録する。

●イケメンテノール歌手

秋川雅史さんの『千の風になって』が現在大ヒット中ですが、

その歌が生まれるまでのいきさつを記した本。

秋川さんの歌に感動した方ならば是非とも

読んでいただきたい本です。

●まずなんと言っても、冒頭の風景写真と

歌詞のコラボの部分が文句なく素晴らしい。

何度見ても美しすぎて心癒される。

文字通り千回読みたいぐらい。

●芥川賞作家で、音楽もものする新井満さんは、

友人の奥さんが過酷な闘病の末、若くして逝去されたことを機縁に、

ある心揺さぶられる英詩と偶然出会い、

導かれるような力によって、あの

絶妙な訳詩とメロディをつけ

今世間で知られるようになったあの名曲を完成させた。

その経緯を後半で記している。

●この歌がある意味社会現象化されていることもあり、

写真集や絵本など、色々なバージョンが書店では

発売されているようである。

直接店頭にて内容をお確かめの上、

自分の好みに合ったものをお求めになられてみたら

よろしいでしょう。

●長い人生、

親しい人との別れというのは、

不可避的に誰にでもやって来る。

しかし、そのつらさ、悲しさに負けてなんか

いられない。

どんなに苦しくても、この詩に込められた

力強いメッセージを噛み締め、

ままならぬこと多き人生を強く生き抜いて行きたいものです。

 

【著者略歴】

新井 満
作家、作詞作曲家、写真家、環境ビデオのプロデューサー、長野オリンピックのイメージ監督など、各方面で活躍。1946年、新潟市生まれ。上智大学法学部卒業後、電通に入社。現在はチーフプロデューサー。小説家としては、1987年に『ヴェクサシオン』で野間文芸新人賞、1988年『尋ね人の時間』で芥川賞を受賞。日本ペンクラブ常務理事として平和と環境問題を担当している。

 




posted by miura at 12:23| 山形 ☁| 小説・詩集・エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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