2007年03月14日

必読本 第296冊目 宇宙が味方する経営

必読本 第296冊目

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宇宙が味方する経営

伊藤 忠彦(著)

¥ 1,680 (税込)

講談社インターナショナル

単行本: 254ページ

2006年10月30日 初版

 

●破綻寸前の銀行を奇蹟的に他に類を見ない優良行にした

現役頭取が、初めて明かす成功の奥義。

運命の大きな流れをつかみ、

会社を、人生を成功に導く思いもかけない方法がここにある。

●一瞬どこかの商事会社と見紛うような名前の著者。

現職の銀行頭取が書いたという意味で

極めて異例と言える「スピリチュアル的」成功哲学、経営哲学本です。

京都大学法学部から住友銀行に入行し、

いわゆるエリートコースを歩んできた著者が、

己の経営哲学や人生観の中に、どのようにして

キリスト教的教えや、宇宙意識からの教えを導入して、

数々の実績を上げていったのかを淡々と語った内容となっております。

●全体的には、まぁ精神世界、宗教世界に

なじみがある方ならば、賛同できる内容ではある。

世間一般の銀行員に対するイメージは、

「晴れているときには傘を貸し、雨が降ったら

傘を取り上げる」みたいな、強欲で非情な人間ばかりを

想像しがちだが、かなり対極に位置する人間のようである。

学生時に洗礼を受け、熱心なクリスチャンとなり、

又、毎日地道に瞑想を欠かさないことなど、実に人間味に溢れ、

目先の利得だけにとらわれず、人間世界、地球意識の深いレベルから

すべての事象を眺めることができるなど、

かなり鋭い目線を持っておられる方であるようだ。

●本のタイトルも相当意識しているはずだが、

小林正観さんのファンの方ならば、

言葉の使い方、神様や天など見えない存在についての

知識を得ることができますので、

色々と参考になる本でしょうね。

お二人とも、偶然ですが、

法学部出身で、一時法曹界を目指されていたし、

学生時代は超心理学研究会というサークルに所属していたし、

単なる偶然以上の何かがあるとしか思えないほど、

共通項が多い。

おそらく、同じレベルの波動、鋭い感性を持っておられるのでしょう。

●ただ、この方がクリスチャンであるせいも

あるかと思うが、あまりにも聖書の言葉を我田引水的に

引用するのが少し閉口するし、

又、この方に、いわゆるまともな霊能力が真に備わっているのかどうかわからないが、

世間一般のスピリチュアルブームに関して、

かなり根拠があいまいな、独断的な意見を述べているのも

ちょっと鼻についた。

又、タイトルには「経営」とあるが、

いわゆる経営学的なテクニックなどは一切出てこないのも

注意が必要です。

金融マンがこの手の精神世界本を書いた「英断」に関しては

文句なく評価したいが、細部の真偽に関しては、御自分で

よく考えて判断して下さい。



【著者略歴】

伊藤 忠彦
1943年生まれ。1967年京都大学法学部卒業、住友銀行(現三井住友銀行)入行。道頓堀支店長、取締役証券部長、取締役業務企画部長、取締役市場管理部長、常務取締役京都支店長、常務取締役法人業務第二本部副本部長などを歴任。1999年関西銀行取締役社長(後に頭取に改称)に就任。2004年関西さわやか銀行と合併し、関西アーバン銀行頭取兼最高執行役員に就任。日中投資促進機構理事、日本イスラエル商工会議所関西本部理事。

関西アーバン銀行 ホームページ http://www.kansaiurban.co.jp/

 



posted by miura at 19:21| 山形 ☁| 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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