2007年03月20日

必読本 第302冊目  微笑みの首飾り 新装版

必読本 第302冊目

みわ.jpg

微笑みの首飾り 新装版

美輪 明宏(著)

1,470円(税込)

水書坊

単行本:221ページ

2007年3月3日 初版




●自分のものさしで他人を量り、合わない人を特別視する。

人間の、この抜きがたい差別意識に言いようのない哀しさを

覚えます。あらゆる差別がなくなり、

みんなほほえみあって生きてゆける世界―

その実現こそ私の悲願なのです。

●今年になって、水書坊から出ていた2冊が

古臭いカバーデザインを『オーラの泉』のセット風に一新し、

新装版として発売されました

(ちなみに旧版は「ほほえみの〜」(必読本 第69冊目参照)と

ひらがな綴りだったが

新装版は「微笑みの〜」と漢字綴りに変わった)。

●内容的な改変はないので、

旧版を持っている方ならば、

改めて読む必要はないかもしれないが、

やはり、熱烈な美輪さんファンならば買ってしまうでしょうねぇ。

巻頭に松原泰道氏(必読本 第220冊目参照)の推薦の辞が

あり、南無の会での美輪さんの講演の話が

語られている。

宗教に疎い一般人が、自分の生活に、どのように仏教的教え、

ブッダの教えを取り入れていけばよいかを

学ぶ上で、やはり一読の価値はある本です。

●美輪さんが表カバーに込めた

「人生最強の武器は微笑みです。」という言葉の真意を

心底悟れる方は何人いるでしょうか。

外を歩けば、仏頂面、怖い顔の人ばかりの

世の中です。

怖い顔でいれば、無用の敵を作るだけ。

いついかなる時も、微笑みを維持できるように

一分一秒修行を積んでこそ、敵がいなくなり、

本当の意味での幸せがつかめるのだということを

言わんとしているのです。

●しかし、あらためて、

美輪さんの名言「宗教は企業、信仰と宗教は全く別物。

人間は信仰に生きなくてはならない」という言葉の

の重みを思い知らされる昨今である。

人間生きていると、様々な宗教の勧誘を受けることが

あるかと思う。

その時に、病に悩んでいたり家庭不和があったりすると、

よく考えもせずに、ふっと引き込まれてしまいがちであるが、

本書のような、仏教的エッセンスをわかりやすく盛り込んだ、

人生指南書をよくよく味わって、

仏教の持つ真の意味、お釈迦様の伝えたかった真の意味、

新興宗教の真贋の見分け方などを是非とも身につけたいもの。

美輪さんが言われるように、

占い師も宗教家も、本当の「本物」はほんの一握りしか

この世にはいませんからね。

●今月末には、待望の美輪さんの新刊が、

PARCO出版から発売されるようです。

今からチェックしておきたいですね。


 

【著者略歴】

美輪 明宏
1935年、長崎県長崎市生まれ。国立音楽大学付属高校中退。52年17歳でプロ歌手としてデビュー。57年『メケメケ』、66年『ヨイトマケの唄』が大ヒット。67年寺山修司主宰の天井桟敷旗揚げ公演『青森県のせむし男』で女優として初舞台。以後『毛皮のマリー』、三島由紀夫脚本『黒蜥蜴』、『双頭の鷲』『椿姫』『愛の讃歌』など、伝説と呼ばれる舞台の主演を務める。97年再演の『双頭の鷲』で読売演劇大賞優秀賞を受賞。舞台以外にもコンサート、講演、雑誌連載、執筆活動、テレビ出演など、幅広く活躍中。


美輪明宏さん公式ホームページ http://www.o-miwa.co.jp/

南無の会 ホームページ    http://homepage3.nifty.com/namunokai/

posted by miura at 12:42| 山形 ☁| 自己啓発(に外れたものも一部あるよ 笑) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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