2007年05月03日

必読本 第346冊目 ドラッカー 365の金言

必読本 第346冊目

ドラッカー金言365.jpg

ドラッカー 365の金言

P.F.ドラッカー(著, 編集), 上田 惇生(翻訳)

2,940円(税込)

ダイヤモンド社

単行本: 416ページ

2005年12月1日 初版



●経営者が成果を上げるためのヒントを紹介。

1日1テーマに取り組めるよう366のテーマからなり、

1日1ページ、テーマと著者の名言あるいは真髄を表す言葉を配し、

最後にアクションポイントとして、とるべき行動を示す。

マネジメントの巨人が遺した至言の「宝石箱」!!

ドラッカーファン必携の愛蔵版。

●ちょっと高めの価格が気になり、

ずっと買おうか買うまいかと、

1年以上も購入を見合わせていたドラッカーの365日名言集。

古本屋さんで、運良く適価で入手することができましたので、

喜び勇んで購入し、本日一通り目を通してみました。

●まず、冒頭のジェームズ・コリンズ(必読本第162冊目参照)の

推薦の言葉が素晴らしい。

簡潔明瞭にドラッカー氏の人となりの素晴らしさを

伝える名文です。

これぐらい超大物の名言集を推薦する人物として、

コリンズ氏以上に相応しい人はまず現在いないでしょう。

冒頭からドラッカー氏の人物の偉大さの一端に

触れることができ、ファンはあらためて感銘を受けるはずです。

●先述したように、

あまたのドラッカー氏の著作の中から、

珠玉の名文、名言を厳選し、

1日1ページ1年分を紹介する構成。

特筆するべきは、その名文の下部に

記されている「アクションポイント」で、

ドラッカーの教えをすぐに自分の仕事に実践活用できるように、

シンプルな言葉でメッセージ、アドバイスが記されている。

ただ読み飛ばして終わりになりがちな名言集だけに、

このような細かな配慮はうれしい限り。

●死後、続々と、豪華な装丁のドラッカー本が出版され続けている。

私自身、そんなにドラッカーの本を数多く

読んでいる方ではないと思うが、

やはり、初期の本はいいものが多い。

というか、正確に言えば、

いっぱしの「仕事人」ならば、読まずにいられない

必読本が多い。

価格的に安くない本が多いが、その価値はやはりある。

すべての著作を制覇するのはやはり困難だが、

初期3部作などはしっかりと若い頃に読んでおいて、

要点チェックとして、この手の名言集に

たびたび戻ってくるというのが、

ドラッカー本の理想的な使い方だろう。

●3,000円の価格を惜しんで、

購入をずっと控えていたのが実に愚かな選択であったことが

身にしみた名著でありました。

堅牢な作りの本で、

ちょっとやそっとでは型崩れしないが、

ボロボロになるまで永年読み込みたいような本です。

やはり、本当にいい本は、

多少高くても絶対に買うべきだという教訓も

併せて今回再確認しました。



【著者略歴】

P.F.ドラッカー
米国クレアモント大学院大学教授。1909年ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒。ビジネス界にもっとも影響力をもつ思想家として知られる。東西冷戦の集結、転換期
の到来、社会の高齢化をいち早く知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「経営戦略」「民営化」「顧客第一」「情報化」「知識労働者」「ABC会計」「ベンチマー
キング」「コア・コンピタンス」など、おもなマネジメントの理念を生み発展させてきた。2005年11月11日、96歳の誕生日を目前にして逝去。

ジョゼフ・A.・マチャレロ
クレアモント大学院大学教授。ニューヨーク大学経済学博士。P.F.ドラッカー教授の長年の友人であり、大学の同僚でもある。

上田 惇生
ものつくり大学名誉教授。1938年生まれ。1961年サウスジョージア大学経営学科、64年慶応義塾大学経済学部卒業後、経団連事務局入局。同会長秘書、国際経済部次長、広報部長、(財)経済広報センター常務理事、ものつくり大学教授。

posted by miura at 18:19| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。