2007年05月04日

必読本 第347冊目 がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉

必読本 第347冊目

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がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉

島田 洋七(著)

1,000円(税込)

徳間書店

単行本: 124ページ

2007年4月30日 初版

 

●「死ぬまで夢をもて! その夢が叶わなくても、しょせん夢だから…。」

今の世の中にいちばん足らないものがたくさん詰まった、

がばいばあちゃんの名言集。

落ち込んだとき、人や自分に優しくなれないときにページをめくりたい一冊。

●生来のあまのじゃくの性格ゆえ、

世間でブーム真っ盛りのものには手をつけない私。

よって、知人からも薦められていた『がばいばあちゃん』関係のものは、

テレビも本もずっと横目で見ながら素通りしていました。

しかし、この本は千円札1枚で買える安さと、

サラリと読める名言集だったので、例外的に読んでみることにしました。

●内容は、50個のがばいばあちゃんの名言と、

それに対する島田さんの簡単な説明という構成となっている。

極めて読みやすい本で、スイスイ30分ほどで

読み終えることができる。

脇に添えられたイラストもほのぼのとしてカワイイです。

●世の中は、

金持ちにならなければ成功者にあるまじ、とでも言わんばかりの

拝金主義、物質主義的風潮がいまだに根強い。

しかし、この本で語られているような、

貧乏でも楽しく生きる知恵、心構えというものは、

その手の拝金主義的成功法則に少し違和感を

持っている方々にとっては、極めて親近感を感じるはずだ。

金がなくても腐らない、貧乏でも楽しく生きる知恵を身に着ける、

あるものを徹底的に利用する、人と絶対に比べないなど、

とても勉強になる言葉が多いです。

特に、島田さんがブラブラしていた若い頃、

奥様と駆け落ち同然で上京した際に、

ばあちゃんや奥様などからもらった言葉は、非常に心を打ちます

結婚生活、恋愛生活に悩みを持っている方ならば是非とも参考にされたい。

●又、特に一言書いておきたいことは、

がばいばあちゃんが、掃除婦としてずっと生計を立てていたということだ。

誰でも掃除のおばちゃんなんて、下の下の仕事と軽く考え、

外で見かけても何とも思わないだろう。

しかし、私が思うに、

毎日毎日(今の水洗式よりももっと劣悪な)汲み取り式の便所を

徹底的にきれいにしていたからこそ、掴めた「真理」が

このおばあちゃんには絶対にあったと思う。

そうじブームであることもあり、

見過ごされがちな点かもしれないと思ったので、一応付記しておきます。

●親友のビートたけしさんのファンの方にも

もちろんおすすめです

(たけしさんのお母様も偉大な方でしたね)。

又、最後に余談めくが、

このシリーズのギャラを巡って、

島田さんと吉本興業の間で相当の一悶着があり、

島田さんが吉本を退社するという事態を招いた。

中田カウスのヤクザとの交遊問題など、

何かとお騒がせが多い吉本。

世の中に笑いを提供する、ある意味偉大な企業だからこそ、

ネガティブなニュースは一刻も早くすべて収束してもらいたいものである。

 

【著者略歴】

島田 洋七
1950年広島県生まれ。本名・徳永昭広。広陵高校野球部出身。’75年、洋八と漫才コンビ「B&B」を組み、爆発的な人気を博す。’83年の解散後、パーソナリティー等TVで活躍。現在、再びB&Bで活動中。

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