2007年05月17日

必読本 第360冊目 「視聴率男」の発想術

必読本 第360冊目

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「視聴率男」の発想術

五味 一男(著)

¥ 1,680 (税込)

宝島社

単行本: 207ページ

2005年8月5日 初版

 

●ヒット商品を生む「方程式」教えます!

エンタの神様、24時間テレビ、投稿!特ホウ王国など、

ヒットを飛ばし続ける日本テレビ名物プロデューサーが、その発想術を語る。

●私自身大ファンの『エンタの神様』を統括する

総合プロデューサーが書いた、ヒット商品を生み出すための本です。

●プロローグにおいては、

今をときめく『エンタ』芸人、青木さやか、友近、

陣内智則、魔邪などの、売れていない頃の秘話、

意外に知られていない素顔が覗け、お笑いファンにはたまらない。

又、『エンタ』の番組制作の内幕、秘密などが包み隠さずに明かされている。

毎週、何てこともなく放送されている番組の裏側に、

これほどまでの時間と手間がかかっていることがわかり、

実に興味深い。

●第1章以下において、

自分がヒット番組を連発できた要因が、

「普通の人である」ことを重視してきたからだと語る

(このあたりは、斎藤一人さんが近著で「普通であること」はつらいよね、ということを

繰り返し語っていることと対照を成し、ある意味興味深い)。

マニアック路線に走らず、「普通」の人、つまり、大衆の気持ちを慮る、

万人受けする番組作りを重視しないと、

20%のヒット番組を連発することなどできないのだという。

又、視聴率主義は何かと批判の的になるところだが、

「視聴率=親切率」だという著者の主張は卓見だと感じた。

●そして、次章以下では、

「100のレベルの自分」と「200のレベルの自分」と

いう独自の表現で、ヒット番組を生み出す発想法の秘密を開陳する。

簡単に言えば、前者は、「常識レベルのことを考えられる自分」、

後者は、「奇想天外、斬新な発想ができる自分」ということである。

ここらあたりは、商品開発、企画立案を担当されている方々には、

ヒントになる話が多い。是非ご参考を。

●いわゆるテレビマンと言えば、

バブル華やかしり頃の、

あの遊び人風のチャラチャラしたイメージを、

我々一般人は持ちがちかと思う。

しかし、本書を一通り読めばわかるとおり、

著者は、30歳になってからテレビ局入りした変り種、

実に緻密な分析をする冷静な知性派であり、

アナリスト的な研究熱心さを持つ鋭い感性の人間だということがわかる。 

これから、何が流行るか、何が売れるのか、

どうすれば、人の心をつかむことができるのか、

その目線を得たいとお考えの方には非常に参考になる本です。

 

【著者略歴】

五味 一男
日本テレビ放送網株式会社編成局総合演出/プロデューサー。1956年8月10日、長野県生まれ。早大中退、日大芸術学部卒業後、CM映画界で市川準に師事。87年4月に日本テレビ入社。入社1年目で『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』(最高視聴率26.9%)を立ち上げる。その後、独自の理論を駆使し、企画・演出した『マジカル頭脳パワー!!』(同31.6%)、『投稿!特ホウ王国』(同30.0%)、『速報!歌の大辞テン!!』(同26.8%)などのレギュラー番組で20%超を連発。また『24時間テレビ』の企画・総合演出を6年にわたり担当し、歴代最高視聴率1位(17.2%)~3位を独占。『エンタの神様』(最高視聴率22.0%)で1年半ぶりに現場復帰した。

この記事へのコメント
初めまして!
ひろよしさんは酒田に住んでるんですね。
私も同じところに住んでますよ!

今すごーく悩み多き日々を送っています。
もうすぐ脱却予定ですけど(苦笑)

ひろよしさんの自己啓発本の読破量の
多さにはびっくりしました。仏教関係の
本を読んでいるのにも興味を持ちました。

これほど人生や人の心理に関わる本を
読んだひろよしさんの価値観をぜひ
知ってみたいなーって思いました☆

また訪問しますね♪
Posted by さくさく at 2007年10月16日 17:19
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