2007年05月31日

必読本 第374冊目 何百のありがとう 何千のありがとう

必読本 第374冊目 

清水英雄1.jpg

何百のありがとう 何千のありがとう

清水 英雄(著)

¥ 1,500 (税込)

河出書房新社

単行本: 158ページ

1998年8月20日 初版

 

●辛いことにぶつかると感謝するんです。またこれで強くなれると…。

悲しいことが起こると感謝するんです。これで人の悲しみがよく分かると…。

たくさんの人々の感動のエピソードと心にしみる詩で綴る「ありがとう」。

●「ありがとう」という言葉にまつわる感動的な本を数多く出版されている

清水先生の数年前発売された名著。

「友にありがとう」、「健康にありがとう」、

「逆境にありがとう」、「我が子にありがとう」など、

全17テーマに渡って、

「ありがとう」の大切さを教えてくれるエッセイを綴る。

●一章ごと、冒頭に清水先生の

「ありがとうの詩」を掲載し、その後、

テーマに沿った心暖まるエピソードを紹介する構成となっている。

全150ページの薄さで、

何ら詰まることなくスイスイ読み進めて行くことができますが・・・。

●この本、公共の場では絶対に読まない方がいいですよ。

そんなに涙もろくはないはずの私でさえも、

思わず涙がこぼれそうになりました。

ものすごく泣ける話がいっぱいなのです。

急逝した旦那さんから1年後に届いた「感謝の電報」、

身障者で家事しかできない母にボーナスを上げた小さな息子など、

もう涙で目が真っ赤になるような感動話の連続です。

●この本の中では他にも、「出会いにありがとう」の中の、

「泥かぶら」という汚い女の子の昔話が

個人的にはとても感銘を受けました。

簡単に要約すると、みんなからいじめられている「泥かぶら」が、

ある日、見知らぬ旅の老人から、

村一番の美人になり、誰からも尊敬される方法を教わる。

それは、

@あらゆる事物、人物に感謝して、「ありがとう」と発する。

Aどんなときにも、ニッコリ笑うこと。

B人の身になって思うこと。

この3つの約束を厳守すると一度は約束した泥かぶらだったが、

事はそう簡単には進まず、むしろますます悪化の方向に向かい、

挫折しそうにもなるが、それでも歯を食いしばって守り抜くと、

思っても見なかったような奇跡が起こる・・・。

読む楽しみがなくなるので全内容は挙げませんが、

「ありがとう」の大切さを

思い知らせてくれるとても面白い話でした。

●又、最終章「生命にありがとう」では、

この地球上の水、空気、資源などがもしすべて有料だったとしたら、

いくらになるか試算したアメリカの学者がいて、

それは年間3,600兆円にもなるということが記されている。

毎日吸っている空気、飲んでいる水など、

タダだから誰も感謝などはしないだろう。

しかし、もし無料だと思っていたものが有料化されたら・・・。

当たり前だと思っていた物にもとてつもなく感謝できるようになる。

他にも、「病になっても病人にはなるな」、

「物事は心ひとつの置き所だよ」など、

心に響く名言も随所に溢れております。

●清水先生の本は過去何度かご紹介させていただきました

必読本第4冊目第94冊目など)が、

人生でどんなに嫌なこと、苦しいことがあっても、最後には、

にもかかわらず、それでも「ありがとう」と、

締めくくれるような生き方をすることが大事なんだよ、ということを

まざまざと気づかされてくれる、本当に素晴らしい本を書かれますよね。

多忙な毎日を送り、ちょっと自分の思い通りに

事が運ばないと、ついついイライラしがちな方ならば、

是非ともオススメの先生かと思います。

 

【著者略歴】

清水 英雄
1946年東京生まれ。早稲田大学大学院社会学修士課程修了。財団法人地域開発研究所、参議院議員丸谷金保公設秘書、城野経済研究所脳力開発主任講師を経て、現在、株式会社ヒューマンウェア研究所所長、表現道富士山秀峰塾塾長、ありがとうネットワーク代表。

落合 勲
1940年三重県・四日市市生まれ。四日市商業高等学校を卒業。三和銀行を経て、四日市市で喫茶イオリを開業。一方でデザイナーを志し、中京圏を中心に「イオリ書体」で活躍。1991年3月、ダイナミック・パフォーマンス講演会「ありがとう」の会で清水英雄と出会う。それ以来「ありがとう」の詩を「こころの文字」でかき続けている。特に「ありがとうカレンダー」は清水英雄の詩とのコンビで評判となる。1992年12月、大阪・心斎橋で第1回の個展をファイン・アートにて開催、盛況を博した。また、名古屋三越にても原画展を開催し、多くの人々にありがとうの愛とあたたかさを伝えている。

清水英雄さんホームページ http://www.arigato.co.jp/index.html

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