2007年06月04日

必読本 第378冊目 さかなのなみだ

必読本 第378冊目

さかなくん.jpg

さかなのなみだ

さかなクン(著)

¥ 1,000 (税込)

 リヨン社

ページ記載なし

2007年5月30日 初版

 

●さかなの世界にもいじめがある。

小さな学校のなかにも。せまい社会のなかにも…。

『朝日新聞』連載「いじめられている君へ」に掲載された文章に

一部加筆・修正し、再編集して絵本化したもの。

●テレビでもいつも元気イッパイ!さかなクンの

発売されたばかりの絵本です。

子供の頃から魚の絵を描くのが得意だった

というさかなクンのかわいい絵と、心暖まるストーリーで

いじめ問題を考える。

後半では、さかなクンの知られざる経歴も披露しちゃいます。

●とにもかくにも、魚がダイスキで、

365日24時間ずっと魚のことだけを考えているというさかなクン。

学生時代に、顔が似ていることからフグ、フグとクラスメートから

いじめられても、落ち込むどころか笑顔で切り返し、

(いつもかぶっているフグの帽子はこれに由来する)、

水槽がたくさんあるクラブだと勘違いして、

吹奏楽部に入ってしまったというとんでもない天然キャラ。

このあたりの、小さいことにコセコセしない大らかさ、

自分の趣味に時間を忘れて没頭してしまう性格は、

昆虫学者ファーブルを連想させてしまう。

●いつも自分の好きなことを徹底的に追い求めていたら、

ある日、寿司屋の壁に魚のイラストを描く依頼が舞い込む。

それが同業者の評判を呼び、次から次へと同じ依頼が殺到、

後年、芸能プロダクションにスカウトされるわ、

海洋大学の客員教授にまでなってしまうわの、

ミラクル人生を達成してしまう。

やはり、人生、好きこそものの上手なれ。

自分が好きなことは全く苦にならないし、

最終的にはそれが天職にまでなるということですね。

職業選択をする上で、何かと参考になる話でしょう。

●この本は、学校生活、人間関係に悩まれている学生さん、

教育関係者、親御さんは是非とも読まれた方が

いいでしょうねぇ。

子供が読むような薄い絵本ですが、

自分の好きなことを徹底的に追求していくことの

重要性、いい意味での放任主義、いじめの不毛性、

いつも明るく笑顔でいることの大切さなど、

教育上、実に様々なことを教えてくれる素晴らしい本です。


 

【著者略歴】

 さかなクン

1975年生まれ。イラストレーター。「よしもと おもしろ水族館」おさかな研究員&イメージ・キャラクター 。TBS系「どうぶつ奇想天外!」出演中。豊富な知識と経験に裏付けされたお話や、お魚イラストが大人気で、朝日小学生新聞、小学館「小学三年生」「小学六年生」「月刊ダイバー」でイラストコラムを連載中2004年7月には4冊目の著書「おしえてさかなクン」(PHP研究所)出版。子ども達に魚や自然への興味をもってもらい、漁業魚食と環境保全への理解が増すようさかなクンらしいカリキュラムを組み全国規模で講演を行っています 。☆1年365日、全てが魚づくし(毎朝漁へ・水族館研究員・魚屋さんのお手伝い・魚採取・学術見本作成・新聞雑誌の連載8本/月・ラジオTV出演・イラストレーター・全国各地で講演会+3食魚です!)の超多忙な毎日を送っている。

さかなクン公式ホームページ http://www.sakanakun.com/

posted by miura at 12:25| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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