2007年06月07日

必読本 第381冊目 わにわにのおふろ

必読本 第381冊目 

わにわにのおふろ.jpg

わにわにのおふろ

小風 さち(著), 山口 マオ(著)

¥ 780 (税込)

福音館書店

大型本: 24ページ

2000年6月1日 初版



●きゅるりきゅるりきゅるり、「わにわに」は蛇口をひねります。

じゃばじゃばじゃば、お湯がたまります。

そしてお風呂によじのぼります。

ずるずりずるずり、じょろろーん!

お風呂が大好きな「わにわに」の絵本。

●最近無性に絵本にはまっている。

かつての私からすれば考えられないことだ。

書店に行っても、ビジネス本のチェックもそこそこに、

絵本コーナーに突き進んで行く私がいる。

小さな子供たちの間で、絵本をずっと立読みしている

変なおっさんがいる。

若いお母さん方からは気持ち悪がられる(笑)。

●その絵本コーナーでも一際目につくところに

置かれていたのが本書。

子供用の絵本にもかかわらず、

何なのだ、このワニの写実的な感じは。

まず、目がメチャクチャ恐い。

それに、普通のワニではなくて、ハリウッド映画に出てくるような

バカでかいアリゲーターなのです・・・。

子供は恐がって泣くのではないかと思いつつページを開くと・・。

●このおどろおどろしいワニのリアル感とは

違って、行動が実にお茶目でカワイイ!!

誰もが子供時代にお風呂場で遊んだことを

このワニが忠実に再現しているのです。

おもちゃで遊んだり、シャワーの蛇口をマイク代わりに

歌手の真似をしたり、お風呂から上がったらジュースで一杯・・・。

●大人も子供も、ストーリー的には文句なく笑えます。

誰もが毛嫌いするはずのワニが、

のそのそと家庭用のお風呂になぜか一人(一匹か?)で入る。

こんな奇想天外なストーリーを考え出した、

小風さんの発想力は恐るべし!

山口さんのイラストも実に心癒される。

一発でファンになってしまいました。

●グズってお風呂を嫌がる子供さんには、

効果覿面の面白絵本ですね。

いっぱしの大人の方々にも

超オススメです!

イライラしている時などに読むと、

文句なく笑顔を取り戻せます。

安い価格もうれしいですね。

●この絵本シリーズに関しては知識がほとんどないのですが、

本年新しい本が出ているようです。

まだ未読ですが、近いうちにご紹介するかもしれません。

是非ともシリーズ化させてほしいものですね。

色々なストーリーを読みたいと思っている方が多いはずでしょうから。


 

【著者略歴】

小風さち

1955年、東京に生まれる。白百合女子大学仏文科を卒業。ロンドン郊外で十年間暮らした。著書に『ゆびぬき小路の秘密』、絵本に『トーマスのもくば』『とべ! ちいさいプロペラき』『ちいさいときは なんだった?』(以上福音館書店)がある。

山口 マオ

1958年、千葉県生まれ。イラストレーター、絵本作家として活躍。

 



posted by miura at 12:29| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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