2007年06月07日

日々の気づき 270 【期待するから裏切られる】

日々の気づき 270

【期待するから裏切られる】



●最近、年金の問題やコムスンの介護事業の

不正、生命保険の未払いなど、

老人を食い物にするがごとき事件が

頻発している。

中高年の方々は、まさに間近で迫っている問題なので、

我が事のような心境で事態を見ていることだろう。

●私はまだ30代中盤で、体力的にピンピンしているし、

人の世話になるような身分でもないので、

あえてこういう悠長なことも書きたいのだが、

健康にしても、お金にしても、

ある程度若いうちから、

他者、国、企業、病院などに何とかしてもらおうという期待感、

依頼心は初めから持たない方がいいでしょうね。

●お金でも食事でも病気治療でも他人との人間関係でも、

「期待するから必ず裏切られる」。

息子の嫁に介護を将来期待するような甘えた気持ちを

ちょっとでも口に出せば、舅姑はすぐに嫌われる。

もし同居していたら、嫁は、別居をそれとなく考えるようになる。

自分が予想したとおりの介護は絶対にしてくれるはずもない。

金を払って専門業者に任されるに決まっている

(これは、嫁姑間だけでなく、実の親子に対しても当てはまる。

子供に無慈悲な行いをしていた親、

恩着せがましいことをいつも言っていた親は、

いざと言う時になっても、

ほとんど子供からの献身的な看護介護は期待できない)。

●男だろうが、米は磨ぐ、包丁を握って料理はする。

将来奥さんに先立たれるかもしれないんだから、

自分で食う食事ぐらい自分で作れるようになりたい。

何があっても、私は自分のことは死ぬまで

自分で何とかします!と力強く回りに宣言するから、

ジイサンバアサンになっても

若い者から尊敬される。慕われる。

そういう年寄りに、もし万が一の事があったら、

何も期待していないはずだったのに、

親族(時には他人でさえ)はすぐに駆けつけて面倒をみてくれる。

当初から他人をあてにしないで、

自助努力を地道に積んでいれば、

泰然自若としていられる。

怖いものなど何もないし、

はじめから期待感がないので、

あてにならない他人や世間に対して腹も立たない。





●本当に人の助けが必要な弱者は、当然世の中に数多くいるだろう。

そんな方々を家族同然の暖かな気持ちで持って

お世話してあげる、真摯な介護業者の方々が少なからず

存在しているのも当然承知している。

しかし、くだんのコムスンをはじめ、

これからは年寄りばっかりの世の中になるから、やらなきゃ

損損という、金儲け一辺倒の理由で、

老人ホームや介護サービス事業を起こす不届き者が

世の中多すぎる。

前からそれをずっと苦々しく思っていた

(本筋のテーマとはかけ離れるが、

そういう「悪質な」人間には共通項があるので挙げておきたい。

顔つきには、どこか「いやらしさ」がある。

腹に一物があるようなダークな風情が漂う。

または、嫌々やっている感じがどこか顔に出ている。

お年寄りを本当にお世話したいという奉仕の精神が

どこか態度、行動、社内ムードに出てこない。

金をもらえるからこの仕事をしている、

金がもらえないんだったら、絶対にボランティアなどは

しないみたいなことを平気で口にする。

弁舌は巧みだが、誠実さ謙虚さが欠落している。

発言がやたら理屈っぽく、又、弁解がましいところがある。

仕事だから年寄りの下の世話やゴミ処理は一応するが、

道端の紙くずや空き缶を見つけても絶対に拾わない。

介護カーなどを違法駐車していてメチャクチャ

回りに迷惑をかけているのに、

俺らは介護事業をしているだから、

それぐらいは別に大目に見てくれてもいいじゃないかという

傲慢さがどこか感じられる。

経営幹部は小ギレイな格好をして高級車に乗り、

何をしているんだかいつも外をほっつき回っている。

しかし、自分自身では、現場で作業着を着て、

汚れ仕事をしようなどという精神が毛頭起こらない。

汚い、きつい、誰もが嫌がる仕事は、みんな下っ端にやらせる。

経営者、企業などの

「ホンモノ」「ニセモノ」を見分ける指標になるかと

思いますので、ご参考までに)。

●何の根拠もない直感で言うことだけれども、

年金だって、我々若い者はほとんど期待しないような

人生計画を立てた方がこれからは賢明だろう。

法律的にキッチリ満額を払い続けた者も、

「お上」の鶴の一声で、1円ももらえなくなるような

事態が起こる可能性が将来十分考えられる。

(ほんの50年前の戦時は、

そういう異常なことが頻繁にあったことを忘れてはなるまい)。

いつの世も、「お上」を盲目的にあてにしていた人間が

最終的にわりを食う。

耳障りのよい

官僚、政治家、テレビ番組(CMも含む)、新聞などの発言を

鵜呑みにするなということだ。

自分のお金はやっぱり自分で貯めて、自分の健康は最後まで

自己責任でしっかりと管理して、

それでダメなら、ビートたけしさんのように、

いつ野垂れ死にしても人間仕方ないよな、

ぐらいの、ある種の「達観」がこれからの現代人には必要でしょうね。


posted by miura at 13:02| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の気づき・旅日記・その他告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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