2007年06月14日

日々の気づき 271 【限界から更に一踏ん張りの法則】

日々の気づき 271 

【限界から更に一踏ん張りの法則】



●この前ご紹介した伊藤真さんの

ベストセラー(必読本第382冊目参照)を読んだ後、

いまだに頭にこびりついて離れないことの

ひとつが、これで限界だと思っても、

更に死力を振り絞って、もう一問解いてみろ、

その一問の出来不出来で、司法試験の合格か不合格か

決まってしまうのだという非情な話だ。

●私も大量の受験生が殺到する有名私大の人気学部を

かつて受験した経験があるので、

このことは身にしみてわかっている。

ボーダーライン上に、膨大な数の人間がひしめいているのだ。

ほんの1点2点の違いで合否が分かれる。

ちょっとした油断やケアレスミス1個2個の有無で、

天国か地獄かの境目になる。

大量の受験者が殺到する試験は、限りなく満点に近い成績を

収めることが出来る圧倒的な天才以外は、

こういうことが原因で合否が決まってしまうケースが

少なくない。

●仮に100点満点の受験で、85点以上だったら

すべての人が合格だという受験方式ならば、

自分の努力を傾注すればいいだけの話である。

ライバルの動向を考える必要性は全くといってない

(例・自動車の運転免許の試験など)。

●しかし、司法試験、人気学部の大学受験などにおいては、

あらかじめ定員が決まっている(ところが多い)。

つまり、上位の点数の者から有無を言わさず合格することになる。

85点以上などという基準となるものはないから、

テストの難易度に関わらず、

全力を振り絞って、満遍なく点を取っていかなければならない。

●そういう時に成否を分けるのは、

もうこれでダメだ、もう時間がない、

もう無理だという最後の最後の限界状況において、

決して試験を投げたり、手を抜いたりしないで、

更に一問解いてみる執念深さ、粘っこさがあるかどうかだろう。

その死力の一問にチャレンジしたか否かで、

バラ色の未来になるか、暗黒の浪人生活になるかの

違いになるのだから全く看過できない。

●マラソンなど長距離走で優勝できるのは、

誰もが苦しくて苦しくてたまらない最終盤に、

限界を突破してラストスパートを出すことができる選手だろう。

2位、3位などになって負ける選手は

限界状況で更に一踏ん張りがきかない。

もうダメだ。力が出ないとなってしまう。

野球でも、9回裏2アウトの絶体絶命の場面でリードされていても、

最後まで諦めないチームには、信じられない逆転劇が起こる。




●これは、試験やスポーツに限った話ではない。

われわれ社会人の仕事にも十分当てはまる。

営業マンならば、一日のノルマが一応達成できて

ホッとするような場面であっても、

更にダメ押しでもう一軒行ってみる。

みんなが退勤してから更に一軒行く習慣を毎日続けていたら、

長い目で見た場合に、ライバルを圧倒できる人間に変貌する。

微差が長大な差となって表れる。

●もう無理だ、もう疲れてバテバテだ、

もう夕方だから明日にするか、

というギリギリ状況、ラストタイムで、更に一仕事する。

自分で限界だと思っても、

それは単なる勝手な思い込みで、更に力が出てくることが

人間、意外にあるものだ。

又、その限界状況で更に一踏ん張りした時に、

いわゆる「奇跡」が起こることが少なくない。

なかなか普段目に見えた成果が上がらない方には、

参考になる話ではないでしょうか。


posted by miura at 13:18| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の気づき・旅日記・その他告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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