2007年06月25日

必読本 第399冊目 非常識力

必読本 第399冊目

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非常識力

中村 文昭(著)

1,365円(税込み)

PHP研究所

単行本(ソフトカバー): 240ページ

2007年7月2日 初版




●さらば、常識にとらわれた「小さい自分」。

ニート君やひきこもり君ですら、

著者の手にかかれば働き者に大変身。

アホでカッコいい大人代表として、

著者が若者たちに告げる魂のメッセージ。

●ファン待望の新刊。

昨年2006年は1冊も本が出版されず、

多くのファンはヤキモキしたはずであるが、

なぜ本が出されなかったのは本書を読めば

容易にわかる。

ともかく、著者は日々、日本、世界を駆け回っていて、

忙しすぎるのである。

●本書には、著者が新たに活動を開始した

ニート、引きこもりの人々のための更生施設

「スイッチオンハウス」での様々な出来事や、

ソウルメイト?と読んでいいのか、

運命の人「てんつくマン」の話をはじめ、

著者が実際に出会った、非常識だけど、

楽しく、そして感動してしまう数多くの人々のエピソードが

てんこもりででてきます。

過去本でおなじみのように、魂が揺さぶられるような

涙涙の感動話が続々と掲載されておりますので、

公共の場では読まない方がよろしいでしょう・・・。

●日本は学歴社会であり、

そのレールに乗って、良い仕事に就職することが、

理想的な成功モデルと言える。

逆に言えば、学校を中退したり、登校拒否、

引きこもり、ニート、フリーター化してしまうと、

社会の落伍者、負け組とみなされ、

一端ドロップアウトしてしまうと、軌道修正するのは

容易なことではない。

しかし、本書を読めばわかるのだが、

そういう社会の落伍者とみなされている人間、

例えば脳性麻痺の「マリさん」や、「スイッチオンハウス」の

若者二人、自宅でパソコンオタクで引きこもりだった

若者が中村さんとの出会いがきっかけでHP製作会社代表まで

変わってしまった例など、

己の強みや好きなことを最大限に生かし、自分の居場所、

活躍できる場所を見つけて、一気に変貌を遂げているケースが

たくさん紹介されている。

中村氏自身、どこの馬の骨ともわからない世間知らずの

若者だったのだが、いまや押しも押されぬ

大人気講演家、経営者として活躍されている。

世間のものさし、常識を捨て去り、己の楽しいこと、

ワクワクすること、どんなことがあっても達成したい夢を

持っている方ならば、背中を後押ししてくれるような、元気がもらえる本です。

●ワタミの渡邊美樹さんなどもカンボジアでの

ボランティア活動をされていたと思いますが、

中村さんが実際に体験した、カンボジアの子供たちの

筆舌に尽くし難い窮状を読みますと、

我々も何か小さなことからコツコツと

地球や人類のために貢献するような活動をしなくては

ならないと、キレイ事ではなく、本当に痛感させられます。

特に、本書では外食時に割り箸をやめて、

MY箸持参を推進するための活動も紹介されておりますが、

このことをはじめ、食事を質量ともにもっと真剣に考えることなど、

日本人の食の問題に一石を投じる本でもあります。

●この本を読むと、既述の食糧問題、雇用問題、

教育問題など、著者の視点、ステージが、

以前の本と比べ、一段高い位置に上がっているのを

誰もが感じてしまう。

おそらくそんなことは絶対にないと信じたいが、

この手の心ある人物に、目ざとい政党などからは、

国政での立候補の依頼が来るのは必至のはずです。

中村氏には、変な「色気」など出さずに、在野で日本を良くする

活動をこれからも続けていただくことを、老婆心ながら祈るばかりです。

 

 【著者略歴】


中村 文昭
三重県の山奥で林業家の息子に生まれ、高校卒業後、
単身上京。1人の事業家と出会い、果物と野菜の行商をスタート。やがて六本木に飲食店をかまえるようになり、商
売の面白さを知る。その後、故郷に錦を飾るべく、伊勢で、自分の力でお客様に喜んでもらえるサービスを提供する手づくりの
レストランウエディング事業を展開。多くの若者の支持を得て、派手な広告もせずに大繁盛となる。「商売のすべては出会いから広がっていく」という独特のコミュニケーション、サービスはアイデア満載。口コミで広がった講演は、年間270ヵ所にのぼる。財団法人修養団の講師をつとめる。特に最近では、中学・高校生に向けて「学力だけではない出会いの大切さ」を説いたライブ感あふれる講演を精力的に行っている。

中村文昭さん ホームページ http://www.kurofunet.com/fn/

てんつくマン ホームページ http://tentsuku.com/

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