必読本 第408冊目
殿村 進(著)
1,835円(税込み)
宙出版 愛蔵版
1997年5月6日 初版
●「小さな雪割草だって、深い雪の下の土の中の見えないところで、
咲こう、咲くんだと、あきらめることなく根をふんばっているんだよ。」
肉筆絵馬師・殿村進が病苦を乗り越えて絵筆に託す熱き人生の詩。
●このブログでは何度かご紹介している殿村さんの画詩集。
既に絶版になっている本のようです。
殿村さんの本は、やはり文句なく
非常に素晴らしいので、なかなか手放す方が少ないのか、
古本屋さんでもめったに見つからないのですが、
その分、発見した場合は必ず購入してしまいますね。
●現行の本は、1冊あたり2,500円もするので、
そんなに頻繁に、他人へのプレゼントして
差し上げるわけにはいかないですが、
「ここぞ」という時の贈り物としては非常に感謝される逸品です。
私の家族も、退職祝いや、
快気祝い、結婚祝いなどの際にプレゼントして、
大変喜ばれているようです。
殿村さんの本の
書評を書いておりますので併せてご覧下さい。
【著者略歴】
殿村 進
昭和8年秋田県生まれ。34年二科会初応募初入選。55年母親の死が大きな転機となり絵馬制作に入る。56年秋田県民芸作品展初応募銀賞。58年まごころ秋田キャンペーンマーク知事賞。59年秋田ポスター展知事賞。平成9年12月没。