2007年07月31日

必読本 第433冊目 憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言

必読本 第433冊目

憲法を変えて.jpg

憲法を変えて戦争へ行こう

という世の中にしないための18人の発言 

井筒 和幸(著), 木村 裕一(著), 黒柳 徹子(著),

辛酸 なめ子(著), 中村 哲(著), 半藤 一利(著),

松本 侑子(著), 美輪 明宏(著), 森永 卓郎(著),

 吉永 小百合(著)  他

¥ 500 (税込)

岩波書店

単行本(ソフトカバー): 62ページ

2005年8月2日 初版



●憲法を変えるかどうか、

とくに「戦わないこと、軍隊を持たないこと」を明記している

9条をどうするのか、が問われている。

9条の理念、底力、そして可能性とは?

多彩なメンバーが、それぞれの体験から、

満を持して熱い思いを語る。

国民投票、「徴兵制」などについてのコラムも掲載。

●美輪明宏さんのファンならば、

共著であることもあり、見落としがちな本の中の1冊。

いわゆるペラペラの小冊子で、500円と廉価なため

あまり顧みられることのない本だが、

先般の選挙でも争点の一つとされた憲法改正問題を

考える上で(来月は終戦記念日も近づいてますしね)、

有力なテキストの1冊になると思われるので、

今回取り上げてみる。

●憲法改正、平和主義、自衛隊、核問題、テロ、

国際貢献、北朝鮮拉致事件、従軍慰安婦問題など、

憲法9条ひとつとっても、一筋縄でいかない問題が

背後に複雑に絡み合う。

誰かが意見を言えば、必ず反論が出てくる。

100人いれば、100人100様の意見が出てくる。

簡単にひとつの答えにまとめ上げることが

難しい、極めて厄介でナーバスな問題である。

独善思考に陥らないようにするために、

我々一般国民も、ここで述べられている18人の識者の言葉を

比較検討し、自分なりの平和観、憲法観を導き出して

いきたいものだ。

個人的には、松本侑子、渡辺えり子、ピーコさんの

意見が自分のものと近かった。

●各識者の間を挟むような形で、

大新聞社の記者が3つほどコラムを寄せているのだが、

新聞などでも取り上げないような盲点となるテーマが

解説されていて、意外に役に立つ。

特に、北朝鮮が日本に戦争を仕掛けるか否かの実現性の

コラムは面白かった。

●本論とは全く関係ないことだけども、

最後に出ている品川正治(しながわしょうじ)という人は、

お笑いコンビの品川庄司の誤植ではありません。

念のため・・・(笑)。

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