2007年08月08日

必読本 第441冊目 こんにちただいま―一念無限の力を持とう

必読本 第441冊目

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こんにちただいま―一念無限の力を持とう

坂村 真民(著)

1,223円(税込み)

 致知出版社

単行本: 146ページ

平成6年5月25日 初版



●先年97歳の大往生を遂げられた

坂村真民さんの貴重な講演、対談を

収録した絶版本です。

なかなか古本屋さんでも見かけない希少な本です。

●全体は2部構成。

前半は、致知出版社が主催する「木鶏クラブ」での

講演を載せる。

人前で話すのが苦手でずっと断り続けてきたという

著者が、その講演会の「鶏」という字に、自分の鳥との

深い因縁を感じ、この稀有な講演を引き受けられた話から始まる

(自分が酉年生まれで、自宅でもペットとしてインコを飼い、

外でもいつも野鳥に餌を与えていた)

「真民」という名前に改名した由来、深夜真っ暗闇の時間に

起床し(毎日午後5時に就寝し、午前0時に起床していたとのこと!)、

祈願と詩作にふける理由、

「念」の力が持つ奇跡的なエピソードの数々、

五臓六腑に感謝の祈りを捧げていたら、

薬、医者要らずで病気を自分で治すことができるようになったなど、

坂村さんの詩だけしか読んだことがない方には、

初めて聞くような興味深い、不思議な話が数多く語られております。

●個人的には、夜明け前の波動が、森羅万象に、

無限のパワーを与えてくれるという話がズシンと心に響きました。

朝寝坊の人は、この話を読むと、絶対に早起きせねばと

反省してしまうこと確実です。

他にも、この出版社から本を数多く出されている、

小林正観さん、北川八郎さんの話に通じるような

話も多いという意味において、

両氏のファンの方にもオススメできます。

●後半は、あのプロ野球、現東北楽天監督の

野村克也氏との対談を載せる。

対談時は、ヤクルト監督として初の日本一を

達成していた頃。

写真も今と比べると相当若い。

「念ずれば花ひらく」という言葉を通して、

まさに奇遇とも言える

坂村真民さんの詩と出会った経緯から話は語られる。

あのテレビで見るふてぶてしい感じとは

全く逆の、坂村さんにアドバイスを求める

謙虚な姿勢が実に意外であった。

高卒後、テスト生として南海(現ソフトバンク)に入団し、

スーパースターの王、長嶋の陰で、抜群の成績を残すも、

決して目立つような存在ではなかった

現役時代だっただけに、それこそ、

人に言われぬ艱難辛苦を無数に

経験してきたはずの野村氏。

当然、野球技術を磨くだけにとどまらず、

数多くの書物を読んで、内面も鍛えてきたはずだが、

その中に坂村さんの詩まであったとは

驚きであった。

坂村さんの、勝負師に対するアドバイス、

又、数多く野村氏に与えられた名言名詩の

数々を堪能できるという意味で、氏の本の中では異色の本と言えます。

 

【著者紹介】

坂村 真民
明治42年熊本県生まれ。昭和6年神宮皇學館(現・皇學館大学)卒業。25歳の時、朝鮮で教職に就き、36歳で全州師範学校勤務中に終戦を迎える。帰国後、21年から愛媛県で高校教師を務め、65歳で退職。以後、詩作に専念。四国に移住後、一遍上人の信仰に随順して仏教精神を基調とした詩の創作に転じ、37年月刊個人詩誌『詩国』を創刊。平成11年愛媛県功労賞、15年熊本県近代文化功労者受賞。惜しまれつつも、2006年12月11日に老衰のため97歳にて永眠する。

posted by miura at 12:22| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・詩集・エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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