2007年08月28日

必読本 第460冊目 なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?

必読本 第460冊目

ゴルフ.jpg

なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?

パコ・ムーロ(著), 坂東 智子(翻訳)

¥ 1,260 (税込)

ゴマブックス

単行本(ソフトカバー): 159ページ

2007年7月10日 初版

 

●スペインで最も優れたビジネス書としてノミネート。

多くのビジネスマンが抱える悩みや問題をいかに解決し、

明日への成功につながるチャンスを見つけるかを

13の物語でガイドする「なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?」。

これを読めば仕事も人生の業績もUP!

●内容は、それぞれに独立した、

全13章にわたるビジネス寓話である。

何ら難しいところもなく、スラスラと読める

シンプルなストーリーの中に、ビジネスを円滑に進め、

ライバルに勝ち抜くための警句、ヒントの数々を散りばめていく。

タイトルに「エグゼクティブ」とあるように、

会社で指導的立場や幹部的ポジションにいる方向けの本ですが、

一般の会社員の方が読んでもタメになる内容です。

●全150ページで、何ら疲れることなく

スイスイと読めるので、ちょっとした移動時間

や休憩時間に読むのに最適な本。

本文にある通り、60分弱で間違いなく読み切れるはずです。

●しかし、ちょっと感心しないのは、

そのタイトルのつけ方である。

本のタイトルだけ見れば、誰だってゴルフを

通して、何かビジネスのヒントになるようなアイディアを

全篇にわたって提供してくれる本かと思うが、

ただ単に、全13章の中の1章であるゴルフ話を

取り出して、本書全体のタイトルにしてしまっているのだ

(他の12章は、全くゴルフとは関係ない話)。

これは、中身をよく確認せずに購入したゴルフ愛好ビジネスマンの

反感を買うのは必至で、ゴマブックスともあろう出版社が、

こんな姑息なことをしてはいけない。

帯にワタミ社長の渡邉美樹さんの推薦の辞まで

わざわざいただいているのだから、誤解を呼ばないような、

もっとまっとうな戦略で行くべきであった。

●まあ、本のタイトルのつけ方は非常に微妙な問題を

孕んでいるので、全く同情しないわけではないが、

表カバーも思い切りゴルフの絵を描いてしまっているので、

羊頭狗肉だと言われても仕方ないでしょう。

そういうマイナス点もありますので、

総合的に言って、定価1,260円ではなく、

1,050円ぐらいが適正価格の本でしょうね。

●本がなかなか売れず、大手出版社も

何とかベストセラーを、それが無理ならば

そこそこ最低限度の売上げを達成しなくてはならないという

過酷なプレッシャーの中で日々仕事をされているので、

あの手この手で我々一般読者に買わせようと

様々な手を打ってきますが、やはり、

いくら千円あまりの安価とはいえ、

中身をよく確認せずに本を衝動買いしてはならぬ

という教訓が今回得られたようですね。

 

【著者略歴】

パコ・ムーロ

スペインの大手コンサルタント会社、オットー・ウォルター社の会長。「管理職とセールスピープルの行動」の指導を専門とする。同社は、2005年の「マドリッド・フレキシブル・カンパニー」に選出されている。本書は、スペインで最も売れているビジネス書として大ベストセラーになった。
 

 

ラベル:渡邉美樹
posted by miura at 17:47| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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