2007年09月07日

必読本 第470冊目 カンブリア宮殿 村上龍×経済人

必読本 第470冊目

カンブリア.jpg

カンブリア宮殿 村上龍×経済人

村上 龍(著), テレビ東京報道局(編集)

¥ 1,680 (税込)

日本経済新聞出版社

単行本 :360ページ

2007年5月25日 初版

 

●トヨタ張会長、京セラ稲盛名誉会長、

ミクシィ笠原社長、ワタミ渡邉社長、ホンダ福井社長。

日本経済を変えた経営者の魅力を、

村上龍ならではの視点で引き出した人気トーク番組の単行本化。

さらに村上氏がゲストをどう捉えたかという「Ryu's Eye」を書き下ろしで追加する。

●テレビ東京で毎週月曜日夜10時より

放送されている人気トーク番組を初単行本化。

経済にも明るい、作家村上龍と、タレントの小池栄子が、

各分野の経営者22人を招いて、その成功の秘訣を

鋭く探っていく。

冒頭に、簡単な経営者のプロフィールを示し、

その後、メインとなる番組内容を編集したインタビュー部分、

そして最後に村上氏の、経営者に対する感想を配置する構成になっている。

●本書で選ばれた社長のラインナップの豪華さはどうだろう。

トヨタ張富士夫、ホンダ福井威夫、

京セラ稲盛和夫、岡野工業岡野雅行、ワタミ渡邉美樹、

ソフトバンクホールディングス北尾吉孝などの有名どころから、

男前豆腐、ピーチジョン、ミクシィ、ジャパネットたかたなどの

小粒ながらキラリと光る注目企業の社長など、

実にバラエティ豊かな選別となっている。

●この本は、各分野でトップを走る社長の

一番主張したい部分がクローズアップして

取り上げられているので、経済にとどまらず、あらゆる事象の

現状認識、未来予測をする上で、マクロ的な視点を

知らず知らず得ることができ、本当にお得な本だと思う。

それぞれの著者の本を別個に読むよりも、

本書1冊で効率的にポイントを掴むことができるからだ。

個人的には、全く初めてその人となりに触れた、

ホリプロ社長の堀威夫さんの話に得るところが多かった。

●私は地方在住なので、

本書の元となったテレビ東京で

現在放映中の同名タイトルの番組は

見ることができない。非常に残念である。

そんな私が言うのも変だが、この番組は、

心ある社会人、仕事人ならば是非とも

毎週見るべきであろう。

様々な発見、気づきがあるはずだ。

●誰もが思うことだが、

この手の内容の番組だったら、村上龍の

パートナーしては、小池栄子というのは

ちょっとミスマッチだと感じたはずだ。

それなりに学のある大学出の美形タレントか、

かつての『Ryu's Bar』のように、

非常に清楚でスタイリッシュなモデル系のアシスタントの方が

いいのではないかと思うのだが、

意外に小池さんが的確な質問を投げかけているのが

印象的だった。

彼女の新たな面を見る思いである。
 

【著者略歴】

 村上 龍
1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』で第75回芥川賞を受賞。経済学絵本『あの金で何が買えたか』、ひきこもりをテーマにした『共生虫』や集団不登校を始めた中学生たちが半独立国を築くまでを描いた『希望の国のエクソダス』など、話題作を発表し続けている。99年から金融経済を中心に扱ったメールマガジン「Japan Mail Media」の編集長を務める。

カンブリア宮殿 公式ホームページ http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/

posted by miura at 12:34| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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