2007年10月25日

日々の気づき 308 【紙一重の差が、最終的には天地の差となる】

日々の気づき 308

【紙一重の差が、最終的には天地の差となる】



●昨日読んだ本(必読本第510冊目参照)で、

とりわけ心に残ったのは、

成功している人は、そうでない人と何が違うかというと、

「ほんのちょっとだけ」色んなことを

工夫したり、サービスしたり、努力したりしていることだという。

●よく、人気のラーメン屋など、繁盛している飲食店で、

秘伝の隠し味、企業秘密、門外不出などともったいをつけて、

その店オリジナルの調味料などを入れていたりすることがある。

しかし、よくよく調べてみると、酢とか塩とか砂糖とか、

又は、それらの調味料の混合だったり、

ふたを開けてみれば、何てこともないありふれたものだったりする。

どこでも入手できる、簡単なものだったりするのだ

(「コロンブスの卵」的なもので、誰もが簡単にパクろうと

思えばパクれるありふれた物だから、逆に

「企業秘密」にしているという見方もできる)。

●しかし、そのほんのちょっとの隠し味を入れたか

入れないかで、ラーメンの味に微妙な変化が生じる。

今時、掃いて捨てるほどラーメン屋が溢れるこの御時世に、

どこのラーメン屋で食べたって、ラーメンの味に

大した違いはないだろう。

極論的に言えば、舌の肥えたラーメン通は、その隠し味だけを

求めに、わざわざその店にラーメンを食べに来ているとも言える。

しかし、閑古鳥が鳴いているラーメン屋の店主は、

そんな微妙な隠し味が勝負を分けていることなど、

全く頭にない。

他のことに無駄な努力を費やす。

●同じ流れでふと思い出したのが、

ワタミの渡邉美樹さんの居酒屋創業当時のエピソードで、

お客さんが来店した時に、ナイロン袋に入ったおしぼりを、

「袋を開けて」手渡したという心配りがある。

その当時、居酒屋に行っても、店員さんがそんなことまで

してくれることは皆無だったのであろう。

そんなサービスを目の当たりにすれば、お客さんは

必ず感激し、いろんな人に口コミし、

繁盛するのは決まったようなものだ。




●しかし、そんな誰もが一顧だにしないほんのちょっとの

サービスをやった最終結果が、

今の総合大企業ワタミとなって結実している。

細かいことをおろそかにした同業の店主は、

いまだにそんなことが勝負を決めたなどと全く

想像だにできない

(もちろん、おしぼりの件1個だけで、

大成功を得たわけではない。

他にも数多くの成功要因がある)。

●オリンピックの100メートル競争で、

100分の1秒早いか遅いかの微差で、

金メダリストは永遠の名誉と賞賛を勝ち取り、

2位以下は、すぐに名前が忘れられるようなものだ。

iPodと他の携帯音楽プレーヤーには大した違いはないだろう。

どっちも「音楽を手軽に聴く」という点で言えば、

遜色はない。

しかし、やはり前者は、あらゆる部分で、

他のすべての類似商品より、「ちょっと」イイのである。

それがシェアナンバー1を勝ち取る結果となっている。

●圧倒的な差をつけろというのではない。

ほんのちょっとだけ差をつける。

同業他社が絶対に無視するような

ほんのちょっとのことだけに

心を込める。

その微細な一点がお客さんの心に響き、

最終的に、かなりのシェアを取ることに

結びつく。

●お客さんへの溢れんばかりの笑顔、

バカがつくぐらいのお辞儀やあいさつの丁寧さ、

食後のコーヒー無料サービス、

お客さんからの電話が鳴ったら間髪入れずに電話を取る、

手書きハガキの面白さ、マメさ・・・。

やろうと思えば簡単にできる些細なこと。

やろうと思わなければ、誰もやろうとしない些細なこと。

成功者は、紙一重の差で

勝負が決まることをいやと言うほど知り抜いている。

ほんのちょっとの工夫が、最終的に天地の差になることを

我々もゆめゆめ忘れたくないものだ。


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