必読本 第546冊目
斎藤一人 幸せをよぶ魔法の法則
舛岡 はなゑ(著)
¥ 540 (税込)
PHP研究所
文庫: 233ページ
2007年11月19日 初版
●日本一のお金持ち直伝、「幸せと成功の法則」!
仕事も人間関係もうまくいく、
お金にも好かれる人になるとっておきの方法を教えます。
●言わずと知れた斎藤一人さんのお弟子さんの一人、
舛岡さんの先月出たばかりの新刊文庫本。
他のお弟子さんの本と同じように、
斎藤一人さんの教えを中心に、
舛岡さん独自の考えもブレンドしながら、
幸せに生きるための法則を教えてくれる。
●一人さん関係の文庫本は、
ハードカバーを文庫化した
ものを誤って買ってしまうこともあり、
よくよく注意しないといけないのですが、
本書はすべて書き下ろしの文章なのでご安心ください。
●全体は3章に別れており、
第1章は一人流成功法則のおさらい的内容、
第2章はお金と仕事に役立つ成功法則、
第3章は、人間関係、特に恋愛に効く成功法則を
解説してくれております。
話し言葉のような滑らかな文章ですので、
230ページですが、そう時間を要せず読み切れます。
●この本の中でつくづく共感を覚えたのは、
会社のトップが、マニュアルでがんじがらめにして
水も漏らさぬぐらいに細かな指示、約束事を決めて、
部下にイチイチ命令を下すのではなく、
大体の方向性、大元の大原則だけ示して、
「あとは自分たちで考えて、よくなるようにやって下さい」と
部下を信頼し、細かなことはすべて委任した方が、
業績が上がるし、士気も高まるという話だった。
私が私淑する鍵山秀三郎さんも、社内では
そのようなやり方で部下を指導してきたと
著書で書いておられたと記憶する。
やはり、人は、重箱の隅をつつくような瑣末なことまで
ああだこうだと上から命令、注意されると、
やる気がわかなくなるが、
全体の大原則だけ守ってもらって、
細かなところは自分たちで考えてもらってやらせた方が、
率先して働くようである。
●税込み540円の超廉価で、
一人さん直伝の成功法則を総まとめ的に吸収できる
お得感溢れる本。
ちょっとした休憩時間、移動時間などに読むのに最適な本です。
肩がこらずに一気に読破できます。
●最後に余談ですが、
私が誰かの本の話を拝借したのではなく、
全くの創作で書いた
本ブログの「日々の気づき」の話と、
本書の舛岡さんのお話の中に、何点か
酷似しているものがあることに大変驚かされました
(車の運転の話や、金持ちかモノ持ちかの話など)。
別に自慢するわけではないですが、
舛岡さんとは、ものの考え方が相当似ているようです。
これも何かのシンクロニシティなのでしょうか?
いつかお会いすることができればうれしいと思っております
(一人さん関係の本をほとんど制覇しているので、
考え方が自然と一人さんやお弟子さんたちに
似てくるからだと言ってしまえば、
それまでだが)。
【マストポイント】
@『人は見た目が9割』というベストセラーがあったが、
一人さん曰く「人は見た目が100%」。
この世の中は、外見がだらしない人は
ツキに見放され、外見を身ぎれいにしている人は
成功、幸せになるようにできている。
ツヤのある顔でいつも笑顔、服はオシャレにして光り物をつける、
言葉は地獄言葉を禁止して天国言葉だけ使う。
一人流外見面での3大基本原則。
A神様はいつも人間が幸せになる方法を考えてくれている。
うまくいかない時は、「そのやり方は間違っているよ」と
神様が教えてくれているサイン。
自分でそれに気づかない限り、いつになっても同じ事態が起こる。
膠着状態に陥ったら、一度真剣かつ虚心坦懐に、
自分のやり方を反省してみること。
Bどんな悪人でも、ソリが合わない人でも、
心の中で「この人の真の魂に申し上げます。
すべての良き事がなだれのごとくやってきます」
と言ってあげるのが基本。
そうすれば、自分にもいいことが起きるし、その悪人も
不思議と悪さをしてこなくなる。
しかし、あまりにも目に余る時には、
「言い返す」ことや「距離を取る」ことも必要。
いじめ、セクハラ、暴言、収拾つかない不仲など、どうしても看過できないケースには、
我慢しないでこちらから行動を起こす。
【著者略歴】
舛岡 はなゑ
東京都江戸川区生まれ。実業家。斎藤一人さんの弟子の一人。病院の臨床検査技師を経て、喫茶店「十夢想家」を開く。この店は、斎藤さんと9人の弟子が出会った伝説の喫茶店として知られ、「銀座まるかん」の原点の一つとされている。たまたま来店した斎藤さんから、「精神的な成功法則」と「実践的な成功法則」の両方を学び、女性実業家として大成功を収める。東京都江戸川区の長者番付の常連。ハッピースピリチュアル・メイクアップアドバイザーとして、「開運メイク」のセミナーや講演などで活躍している
舛岡 はなゑさん 公式ホームページ http://www.kirakira-tsuyakohanae.info/