2007年12月28日

必読本 第566冊目 心を高める、経営を伸ばす―素晴らしい人生をおくるために

必読本 第566冊目

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心を高める、経営を伸ばす

―素晴らしい人生をおくるために

稲盛 和夫(著)

¥1,050(税込み)

PHP研究所

文庫: 259ページ

2004年4月30日 初版



●従業員28人で発足して世界が注目する優良企業へ…。

目覚ましい成功を収めた京セラの経営の根底をなす、

単なる企業の経営理念を超えた、

私たちのあるべき生き様につながる「哲学」とは?

1989年刊の新装版。

●やはり、年末も押し迫ると、

新奇な本よりも、長年読み継がれてきた

定評ある名言集に立ち戻り、

新年に向けて心を新たにしたいという思いが強くなる。

本書は、PHPから好評発売中、

ビニールカバー入りの堅牢な作りが

人気の名言集シリーズの1冊である。

言わずと知れた京セラ、KDDIという

世界的2大企業を創業した稲盛和夫さんの本です。

●稲盛和夫さんは、悪く言えば面白みがない、

良く言えば極めてオーソドックス、正統派中の正統派という

印象を受ける経営者である。

取り立てて斬新な、向こう受けするような理論や法則は

ないが、何か手堅い感じ、連綿と受け継がれてきた

日本伝統の教えを重視する姿勢が強い方である。

20代〜30代の生意気盛りの若い人間には

あまり人気がないかもしれないが、

年取って社会や社内で責任ある立場になると、

初めてその教えが身にしみてくる方だとでも言ったらよいだろうか。

●稲盛さんは著作数が多いことでも知られるが、

ほぼすべての稲盛哲学が本書に凝縮されているので、

どれを読めばよいか迷ったら、本書1冊にするとよいでしょう。

●シリーズの他の本と同じく、

見開き2ページでひとつのお話を簡潔に語る

シンプルな作りの本。

文章量も少ないので、読書嫌いの方にも何ら困難なく読める。

前述の通り、堅牢なカバーなので、

カバンに入れっぱなしにして、

機会があるごとに読む名言集としては最適です。

私のように、鍵山さん、松下さんなど

お気に入りの名言集を1冊を常に携帯して、

暗記するほど読み込み、ほぼそらんじることが出来たら、

他の著者の本にあたるという読み方をするのもオススメですよ。



【マストポイント】

@【稲盛流人生成功のための不変の公式】


人生・仕事の結果=

考え方(−100〜+100)×熱意(0〜100)×能力(0〜100)



3つの要素がすべて三位一体でプラスにならないと、

良い結果が得られない。

熱意と能力が高くても、考え方がネガティブだったり、

ひねくれていたりしてマイナスになると、

合計としての結果はものすごく悪くなることがわかる。

A常に本質を見極めるよう心がける。

不動産投機ブーム、ゴルフ会員権ブーム、

最近ならばFX投資ブームなど、

表面的な現象、一過性の流行だけを追いかけ、

泣きを見た人間は世の中に数知れない。

本当に正しいのか、ずっと永続するのか、

自分に向いているのか、など、

物事の真贋を見る目を養わなくてはいけない。

B税金は経営者ならば誰でもつらいが、

はじめから「経費」だと考え、潔く諦める。

小手先の税金対策などせず、

しっかり儲けてしっかり税金を納め、

残りをしっかりと内部留保する。

これを毎年のように続けていれば、

ちょっとやそっとではびくともしない、

健全経営の会社となれる。

 

【著者紹介】

稲盛 和夫
1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部
卒業。59年、京都セラミツク株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。また、84年に第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。84年には稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。他に、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成にも心血を注ぐ。

ラベル:稲盛和夫
posted by miura at 18:57| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自伝・一日一話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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