2008年01月04日

必読本 第573冊目 快く勝つためのウィン・ウィン・テクニック

必読本 第573冊目

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快く勝つためのウィン・ウィン・テクニック

デニス ウェイトリー(著), 田中 孝顕(翻訳)

1,529円(税込み)

騎虎書房

単行本:305ページ

1994年12月27日 初版

 

●勝つこととは自分の最良のものを他の人たちに与えること、

勝つこととは、元気のない人たちを助けること、

勝利とは、子どもたちを抱きしめ、

子どもたちを奮い立たせる価値あるものや夢を分け与えること…。

●古本屋さんに頻繁に通っていると、

たまに非常に珍しい本と出合うことがある。

本書は、あの『成功の心理学』(必読本第501冊目参照)の

著者として名高いデニス・ウェイトリーが、

きこ書房からかつて出していた成功法則本である。

既に絶版となっている。

●「ウィン・ウィン(WIN−WIN)」という言葉は、

スティーブン・R・コヴィー氏の大名著

『7つの習慣』(必読本第93冊目参照)を

読んで初めて知った方は多いだろうと思う。

本書はそのことをテーマにして書かれた本である。

「ウィン・ルーズ」、つまり、

自分が勝って相手を打ち負かすという

弱肉強食的成功法則ではなく、

敗者、弱者、犠牲者を作らず、

自分も相手も共に勝つ、みんなが幸せになる、

互恵的な成功法則を解説した内容。

●著者は、オリンピック選手のサポートをしていた

こともあり、スポーツ選手の逸話が大変多い。

翻訳も、きこ書房らしい小気味の良い文章で、

全12章、300ページだが、それほど時間を要せず

読破できる。

●アマゾンでも現在手頃な価格で

発売されているので、興味のある方は

安めの価格の内にゲットしておくとよいでしょう。

よっぽどのことがない限り、古本屋さんでは

まずお目にかかることは出来ないはずですから。

『成功の心理学』のように、

いつ高騰化するかわかりませんし。

 

【マストポイント】

@勝者は、最も高価なものを買えるわけではないが、

購入できるものの中で最高の効果を得ようとする。

勝者は、そのグループの中で

最もハンサムではないかもしれないが、

自分なりの方法で、最もハンサムに見えるように、

最大限の努力を続ける。

A勝者は、否定的、消極的な意見に一切耳を貸さない。

常に前向きに考え、できないことを基準にして考えたりせず、

できることを基準にして考える。

一度人間の脳にネガティブな言葉が刻み込まれてしまうと、

それに反抗して、ポジティブなことに集中することが

極めて困難になるからだ。

よって、自分にも他人にも、

してほしくないこと、やってはいけないことを言うのではなく、

してほしいこと、やりたいことだけを言うようにする。

(この引き出しの中を「見るな」と言われれば、

必ず見てしまい、「インコース低めには絶対に投げるな」と

キャッチャーから言われると、なぜか

そこに投げて打たれてしまい、

「脂っこいものばかり食べるな」と

言われれば、常に脂っこいものばかり食べたくなるように)

常に、欲しいもの、夢、願望だけに集中できるような

プラスの言葉づかいを心がける。

B人間、結局自分のことが一番かわいい。

その一番かわいい自分にやさしくしてくれたり、

利益をもたらしてくれるたりする他人のことは、

自分をかわいいと思う以上に、より一層かわいいと思う。

よって、他人に自己重要感や思いやりを与えることができるかどうかが

ウィンウィン思考成功のポイントである。

自分には自尊心を与える「私は自分のことが好きだ」という

セルフトークを、他人には自己重要感を与える

「私はあなたのことが好きです」というほめ言葉を口ぐせにすること

(世界ナンバーワンの伝説的カーセールスマン、

ジョー・ジラードは、毎月1万枚以上、

「私はあなたが好きです」という文句が入った

ハガキをお客さんに出し続けたことは有名な話である)。

 

【著者略歴】

デニス・ウェイトリー
能力・モチベーション開発の専門家。人間行動学博士。ウェイトリー・インスティチュート代表。南カリフォルニア大学客員教授。米国海軍学校を卒業した元海軍パイロット。ビジネスマン、スポーツ選手、宇宙飛行士、学生まで、幅広い人々を指導している。米国オリンピック委員会では選手のメンタル面の強化を、米国航空宇宙局(NASA)ではアポロ宇宙飛行士のストレスマネジメントを指導した。ベトナム戦争捕虜やイラン人質被害者のリハビリやカウンセリングにも尽力。高校教育への貢献に対し、全米青少年リーダーシップ協議会から大賞を授与された。

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