2008年01月20日

必読本 第587冊 お金持ちにはなぜ、お金が集まるのか

必読本 第587冊目

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お金持ちにはなぜ、お金が集まるのか

鳥居 祐一(著)

¥ 1,500 (税込)

青春出版社

単行本(ソフトカバー): 258ページ

2007年5月25日初版

 

●「目に見えるモノ」にお金を使う人、

「目に見えないモノ」に価値を見い出す人。

平凡なサラリーマンから、

一転、たった2年でセミ・リタイアを果たした著者の、

お金と時間の使い方革命!

お金が集まってくる人と、そうでない人の差は、ほんの名刺1枚分!

●著者のことは全く情報がなかったのだが、

第2作目が結構色んなところで最近目にし、

それなりに好評のようなので、

どういう人物か知る上で、本処女作を図書館から

借りて読んでみることにしました。

●幼少時をアメリカで過ごし、

帰国後、日本の大学を卒業、

金融機関に就職するも、お決まりの

奴隷のような職場環境に身も心もボロボロになり、

ほどなく退職。

なけなしのお金を切り崩しながら、

藁をもつかむ思いで、アメリカの自己啓発セミナーに

飛び込み、起業家として成功、今はセミリタイア生活を

謳歌する・・・という、よくありがちな経歴をお持ちの著者である。

●正直言うと、少々ツライ評価になります。

なぜなら、何かどこかで読んだことがある、

すでに知っている話のオンパレードなのである。

アンソニーロビンズ、ロバート・キヨサキ、

本田健などの有名どころや、著者の知り合いの成功者など、

ともかく人の受け売り、引用話が多い。

この手の成功哲学本、自己啓発本を

好んで読んでいる読者にとっては、

ほとんど新奇なところはない。

●詳しい身元調査もせずに、

株の「師匠」(実はオオボラ吹きの詐欺師)とやらの

言うことを鵜呑みにし、

まんまと3,000万円もの株の大損失をこうむった

などと言うエピソードもあり、

ホント、この著者は投資のプロとして大丈夫なのかと

不信感を抱かせる記述もある。

ビジネスクラスに乗れ、高級ホテルに泊まれと、

ともかく高額なものを推薦するくだりにも、

読んでいて飽き飽きしてくる人が多かろう

(確かに最高ランクのものに触れることがいいのは

私自身も同感だが・・・)。

「アメリカ」話も非常に多く、

かの地に容易に行けない読者からの反感は必至である。

現在、アマゾンの古本はかなり低価格となっているが、

その価格通りの評価の本である。

●ただ、文章は非常に読みやすい。

250ページだが一気に読める。

この手の本の初心者にはとっつきやすい。

それと、最後の部分、

あのジム・ローンから直接聞いたお話と、

短期間に比較的若かった両親(共に60代)を一気に亡くされたことを

語った感動エピソードだけは読む価値はある。

ここだけでも先に読んでしまってもよい。

ある意味、本書で最もグッと心に響きます。

●以前ご紹介したクリス岡崎氏と同じように、

著者のセミナーDVDが

TSUTAYAでレンタルされているようである。

興味をお持ちの方は映像の方も体験してみたらよろしいでしょう。

本書はちょっと期待ハズレな感がありつつも、

第2作はそれなりに好評のようなので、

入手できましたら書評いたします。



【マストポイント】

@痛烈な「どん底」体験というものは決して悪いものではない。

なぜならば、人間はどん底まで落ちないと、

本当の意味で、変わろうとしないからだ。

奴隷のような扱いを受けた会社員時代に戻りたくない、という

体験があったから、著者はとことん成功するまで

頑張ることができた。

ジム・ローンは、ポケットにたった1ドルがなくて、

ガール・スカウトのクッキーを買ってあげるということができないと

いう屈辱体験があり、その体験を二度としたくないことが

モチベーションになった。

ロバート・キヨサキは、ホームレスとなり、車生活を妻と送っていた。

アンソニー・ロビンズはバスタブの中で食器を洗っていた。

そんなどん底の生活に二度と戻りたくない、

そのためだったら何でもやる!という気持ちになれるのである。

A「いつまでもあると思うな 「親と金」

 いつまでもないと思うな 「事故と災難」」

(本文より。堺屋太一氏の言葉らしい)

B「自分が変わらねば、世の中の方からは

何も変わってはくれない」

(本文より引用。アメリカの有名な諺)
  

【著者略歴】

鳥居 祐一(とりい ゆういち)

ミリオネア・コンサルタント、ティー・シー・エム代表取締役。1961年生まれ。日系金融機関を経て、94年に独立。毎日、牛丼しか食べられなかったどん底の状況から自分と人生を変えたく単身渡米し、成功哲学を本格的に学ぶ。その後、日米の多くの億万長者との交流から、自ら人間の行動と心理学を研究し、実践してきた。現在、会員制のメンタープログラムを運営し、ファイナンシャルリテラシーの重要性や目標設定のサポート、個人ブランディングのコンサルティングを指導。「脱ラットレース」「ビジネスオーナーのススメ」などをテーマに、出筆活動の他、個人面談や講演活動を精力的に展開中。米国で培ったそのユニークな考え方・生き方は、多くの人に勇気と感動を与えている。 また、TSUTAYAビジネスカレッジのコンテンツ・プロデューサーとしても活躍中。 本書と同タイトルのDVD「学校で教えない億万長者の授業 」は発売以来、全国のレンタル回転率1位を誇るヒット作。主な著書にベストセラー「お金持ちにはなぜ、お金が集まるのか 」(青春出版社)がある。

posted by miura at 19:28| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | お金・貯蓄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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