2008年02月06日

必読本 第600冊目 パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す

必読本 第600冊目

パーソナルブランド1.jpg

パーソナルブランディング

最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す

ピーター・モントヤ(著), ティム・ヴァンディー(著)

本田 直之(翻訳)

¥ 1,890 (税込)

東洋経済新報社

単行本:286ページ

2005年6月14日 初版

 

●印象に残る人と残らない人との違いはブランドにあった!

より少ない労力で優良顧客を手に入れ、ライバルに打ち勝ち、

莫大な収入をもたらす秘訣とは?

米国No.1カリスマ・パーソナルブランド・コンサルタントが伝授する

会社に頼らない生き方をめざす人たちのための必携バイブル。

●今最も話題の著者、本田直之さんが

ほとんど無名だった頃に日本に持ち込んだ本。

今はもうそんなことはしないだろうが、

翻訳(と巻末解説も)までご自分で担当されていることもあり、

相当思い入れの強かった本らしい(ただ、翻訳はややくどい)。

本田さんの自著でも繰り返し推薦されていて

ずっと気になりつつも、なかなか読む機会に恵まれず、

ようやく先日ゲットできた。

●「パーソナルブランド」とは、最近

色々なビジネス本で盛んに耳にする言葉だが、

要は、自分のキャラ、強みを

全面的に「売り」にして商売の仕組みを作っていこうと

いうことである。

今はどんな分野で起業しても、ライバルは非常に多い。

何か、圧倒的に目立つ要素がないと、

起業した途端に、思い描いた夢を達成するどころか、

「その他大勢」の負け組集団に埋没してしまうことになる。

目立つキャラ、目立つ仕組みづくりを戦略的に行っていかないと、

この情報過多のご時世、生き残っていくことはできない。

●本書にはそのブランディングの具体的な方法が、

全17章にわたって詳細かつ体系的に解説されている。

名刺、DM、社名、ウェブサイトなど、

ブランディングのあらゆる要素に関して

網羅的に解説されているので、読破には相当の時間を要する。

●本文には、アメリカと日本のビジネス環境の違いなど、

不要な部分も少なくないが、

それはもちろん自分の判断で飛ばし読みしてよい。

ただ、各章末に、「重要項目」、「ケース・スタディ」、

「注意するべきこと」としてポイントが

コンパクトにまとめられていて、

非常に役立つアイディア満載である。

この部分だけでは、必ずおさえておきたい。

●本書を読んでいくと、

本田さんがなぜ、自社の企業名から著書のタイトルまで、

一貫して「レバレッジ」という言葉で統一させているのか、

ワインや世界遺産の資格取得、ハワイ暮らしなどを、

なぜ、常時積極的にアピールしているのかの理由が

非常によく理解できますね。

本田さんが本書のアイディアを

ご自分のビジネス戦略に徹底的に取り入れ、

今の地位を築き上げたのかがありありと伝わりますよ。

●世には、ダン・S・ケネディ、ジェイ・エイブラハム、

トム・ピーターズといった、神格化された

ダイレクトマーケット界のスーパースターが存在し、

それらと比べれば、日本人には全く無名の著者かと思う。

しかし、それらの著者の本に比肩する内容的充実度を誇ります。

内部の作りが似ていることもあり、一読すれば、

エイブラハムの不朽の傑作(必読本第40冊目参照)をほうふつとさせるものがある。

●おそらく、本田さんがこれほどまでに有名にならなかったら、

誰も見向きもすることなく、

ひそかに絶版になっていたかもしれない本である。

一般向けの個人起業家テキストで、これほどまでに

実践的なものというのはなかなかお目にかかることができない。

いつ何時、入手困難になるともわからないので、

「本気モード」の人は是非入手すべきでしょう。

 

【マストポイント】

@常に約束は控えめに、成果は大きめに

(この逆をしてはならない)。

通常2週間かかることを1週間で完成させれば、

お客さんは非常に感動する。

これを「期待の管理」という。

お客さんの期待を操作できれば、

以後、何でもあなたの言いなりになる

(もちろん、いい意味で)。

A単に儲かりそうなマーケットに参入したいがために、

自分のライフスタイル、パーソナルブランドを偽ってはならない。

あなたのついた嘘は即刻自分に跳ね返り、

あなたをつぶしてしまうことになる

(例・問題になったコム★ンの介護事業参入など)。

B「何でも屋」、「万能選手」にはなってはいけない。

あなたが、すべての人のニーズに応えようというメッセージを

世間に送れば送るほど、

世間の人は、「ああ、この会社は何一つ自慢できるものがない

凡庸な店なのだな」という感想だけを抱く。

あなたが最高のパフォーマンスを発揮できる得意分野だけに

自分の仕事を特化すること。
 

【著者紹介】
ピーター・モントヤ Peter Montoya
全米No.1パーソナルブランディング・コンサルタント.パーソナルブランディングの教育・コンサルティングに特化した全米唯一の広告代理店ピーター・モントヤ・インク代表。『Personal Brandig Magazine』誌を刊行。著書に『The Personal Branding Phenomenon』などがある。Personal Branding Universityを主催し、全米で年間100本以上のパーソナルブランディングセミナーを開催している。カリフォルニア州コロナデルマー在住、カリフォルニア大学アーバイン校卒業。

ティム・ヴァンディー Tim Vandehey
受賞経験のあるフリーランスのライター・作家・ジャーナリスト。専門分野は教育、ファイナンス、ヘルスケア、テクノロジー。『Personal Branding Magazine』誌の編集長も務めている。

【訳者紹介】
本田直之 
日本オラクル、シティバンクなどの外資系企業を経て、営業支援アウトソーシング業のバックスグループの経営に参画.経営戦略、IT戦略、IPO、IR担当の常務として2001年にJASDAQへの上場に導く.現在、レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役、バックスグループの取締役顧問および東京、シリコンバレー、ハワイのベンチャー企業の顧問に就任し、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う.ビジネススクール時代に身に着けた多読法で本を年間400冊読む.アメリカ国際経営大学院サンダーバード校経営学修士(MBA).明治大学商学部産業経営学科卒業。

posted by miura at 17:45| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セールス・マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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