2008年02月24日

必読本 第614冊目 「ダントツ飲食店」の 儲けを生み出す「集客」の秘密  

必読本 第614冊目

大久保 一彦 (著) 1.jpg

「ダントツ飲食店」の 儲けを生み出す「集客」の秘密

大久保 一彦(著)

¥ 1,470 (税込)

日本実業出版社

単行本: 240ページ

2006年3月10日 初版

 

●大切なのは、あなたが「お客様を増やす仕掛け」を作れるかどうかにある。

おいしいのに繁盛していない店の、なぜ? や、

ターゲットを決めてメッセージを作れ、など

市場成熟後のお客様の増やし方を解説する。

●2年前初版でちょっと古いのですが、

私が敬愛するカリスマフードコンサルタントの

大久保一彦さんの本です。

映画好き、演劇好きの著者ゆえ、

「脚本作り」という独特の手法で、

飲食店を成功させる仕組みを指南してくれる内容となっております。

●本文は、師匠(=大久保氏)とその弟子の2人語りという

スタイルで進行していく。

その合間に「ダントツ師匠・繁盛の教え」と題して、

おさえておくべき37個の重要ポイントを挟み込んでいくような

構成になっている。

写真、図解など見やすい工夫もされているし、

口語体の文章ゆえ、スラスラと軽快感をもって読み進んでいける。

速い方ならば1時間も要せず読破できるはず。

●HP作成のコツ、看板作りのポイント(この分野の第一人者

小山雅明さんがゲストで登場する(必読本第513冊目参照))、

おまけ商品、看板メニュー作りのポイント、

店長のキャラの作り方など、

具体的なアイディアは満載で、

例によって非常に実践的な内容である。

苦戦しているお店の店長ならば、

すぐに取り入れたいアイディアを随所に

見つけ出すことが可能でしょう。

●最後に本書と関連したことをちょっと書きますと、

昨年末から今年初めにかけて、私の住んでいる市の

レストラン、コーヒーショップ、ラーメン屋(コンビニでも)などに、

経営不振により潰れてしまったお店が

相当目に付きました

(個人経営のみならず、大手チェーン店にも)。

外食産業にとっては、まさに冬の時代のようです。

まさにその潰れたお店は、やってはならない失敗方程式

通りの営業、経営を続けてきたのかが本書を通して理解できます

(例・「昼ラーメン屋、夜居酒屋」方式の店、

看板が全くわかりづらいなど、入店誘導の仕組みがない店、

そこそこは美味しいけど、圧倒的な売りがなく、

二度まで来ようとは思わない凡庸なラーメン屋など)。

●本書でくどいぐらいに強調されているように、

これからは「集客」ではなく、「増客」、「選客」の時代に

飲食業は向かっております。

石を投げれば食い物屋に当たるほど、

飲食店業界は飽和状態となっておるのが現状ですし、

この厳しい時代を乗り切りたい飲食店経営者の方ならば、

是非目を通しておきたい本です。


【マストポイント】

@全国チェーンのファミレスのメニューに魅力を感じなくなっている

お客さんが昨今多いことからわかるように、

どこでも食べられるような

「フツウにいいもの」を出すのはやめた方が賢明である。

最高級の食材、三ツ星レストランにも負けない絶品の味、

他店では真似できないようなエキセントリックな企画など、

何か強烈なインパクトのあるものを

全面に打ち出して、お客様の記憶に残る施策を行うこと。

Aお客様は、正しいことを店がしていれば、

必ずついてきます。

そして、正真正銘の本物のお客さんが認めてもらうように

努力しなければなりません。

店側が妥協なき営業をしていれば、

通なお客さんは万難を排しても来店してくれるもの。

B大切なのは、自分の本当に大切にしたいお客様を

大切にすること。

そうしなければ、決してお客様に長年愛されることには

ならない

(八方美人は結局誰からも愛されない)。

本当に自分が相手にしたい客層とはどんな人々なのか

今一度考えてみること。

 

【著者略歴】

大久保 一彦
1965年、神奈川県生まれ。法政大学を中退し、東京地方裁判所に勤務。その後、病気の両親を養うためにお金を稼げる飲食店に転職。飲食店チェーン数社を転職した後、株式会社グリーンハウスフーズに入社し、「とんかつ新宿さぼてん」の多店舗化に成功。独立後は、数多くの不振飲食店を再生させた実績を持つ。現在は、夢とやりがいのある社会を目指した「夢―商通信」を設立し、食と商いの啓蒙活動を行っている。

大久保一彦さん 公式サイト http://yume-akinai.com/


ラベル:大久保一彦
posted by miura at 18:02| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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