2008年03月16日

日々の気づき 325 【商品が圧倒的ならば、他に余計なものはいらない】

日々の気づき 325

【商品が圧倒的ならば、他に余計なものはいらない】



●昨日15日、家族と、山形県南陽市赤湯の

龍上海本店のラーメンを食べに行った。

ラーメン通ならば誰でも知っている、

からみそラーメンが売りの、

東北地方を代表する超人気店である。

各種のラーメンランキングでは、

必ず最上位に位置する、

ラーメン業界では知らない人がいないほどの名店である。

●私自身、このお店で食べるのは2回目である。

本来ならば3回目になるはずだったのだが、

昨年末、前回来店した時には、

長蛇の列が店先で待機中で、その行列が

何時間待つのか予想もつかないぐらいの長さだったので、

車内からその光景を見て、食べるのを断念してしまった。

今回はお昼の混雑タイムをずらし、

午後1時過ぎに到着し、ほとんど列に並ぶことなく

入店することができた

(ほとんど毎日、ピーク時は行列ができている。

初回来店した時も長時間並んだ)。

●味はやはり文句のつけようがない。

具材的には、特に奇をてらったようなところもない

シンプルな作りのラーメンなのだが、

独特のからみそスープともっちりとした麺がたまらない。

食後には、相当の満足感と、また必ず来ようという気持ちを

絶対に起こさせる。

しかし、今回書きたいことは、その絶品の味よりも、

店内の昔ながらの変わらないたたずまいである。

●ハッキリ言って、店内は狭い。

立錐の余地がないほど、

店内はお客さんでギュウギュウ詰めで、

相席も珍しくない。

又、立地条件も良いとは言えず、

初めてのお客さんは到着までかなり道に迷うはず。

相当儲かっているはずだから、

もっと交通量が多い大通りに、座席数が多い新店舗でも

建設すればよさそうなものだが、

何十年も、同じ場所で同じ店舗で営業している。

店内もお世辞にもきれいとは言いがたく、

1回も行かれたことがない人にイメージ的に説明すれば、

「昭和の香り」のする典型的な小汚い系のラーメン屋さんである。





●メニューには、ライスも、ギョウザもない。

ただ、ラーメン4品だけの、シンプルなラインナップ。

テーブルの上にも、割り箸、コショウ、箱ティッシュ

(味が相当辛く、汗や鼻水が噴出するための必需品)

最低限度のものしか置いていない

(壁のメニュー表示だけで、メニューブックさえない)。

そのテーブルもイスも相当の年季モノ。

スポーツ新聞、雑誌などはあるが、

テレビはなく、本当に余計なものは一切なし。

ただただ、ラーメン一本やりで勝負する店。

●ちょっと繁盛して小金が入り始めたら、

でかい店を新築したり、

電飾看板など、内外装に過剰に金をかけたりする店が多いことを

考えると、この店はやはり特筆に価する。

メイン商品であるラーメン本体には徹底的に力を入れているが、

余計なものにはビタ一文投資しない

(ちなみに、セブンイレブンとタイアップで

龍上海オリジナルカップラーメンを売り出したり、

この店で修行した人が暖簾分けして

支店を県内に数多く出店していたり、

テレビ、ラジオCMや国道沿いのデカ看板など、

広告宣伝には積極的に力を入れるなど、

おのれの存在を世間に広く知らしめることに関しては、

余念がない)。

●一番の儲け頭には相当の投資をするが、

さして重要ではない瑣末なものに関しては、

徹底的にお金をかけない。

商売の本質を学べるようなお店だ。

一度も来店していない方は、

機会を見つけて、

是非とも本店に足を運んでみてほしい

(支店は私自身一度も行ったことがないのと、

本店の味や経営姿勢が微妙に改変されている可能性が

あるので、本店に行かれることをおすすめします)。

何かしらの貴重な気づきを必ず得られるはずです。



龍上海 公式ホームページhttp://www.ryushanhai.com/main.html



ラベル:ラーメン 龍上海
posted by miura at 19:26| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の気づき・旅日記・その他告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。