2008年03月31日

必読本 第641冊目 天使と戦士に贈る詩―天国はつくるもの

必読本 第641冊目

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天使と戦士に贈る詩―天国はつくるもの

軌保 博光(著)

¥1,365(税込み)

サンクチュアリ出版

2000年7月15日 初版



●僕らは楽しむために生まれてきた。

すべてはあきらめるかあきらめないか。

やり続ければ、想いは必ず叶う。

僕らは僕らの自分の意思で、誇りの虹をかけてゆこう。

君の一歩で、未来は変わる。

この星を元気にする、すべての人に贈る、

力湧き出る、虹色のメッセージ集。

●中村文昭さんの最新刊(必読本第399冊目参照)で

大々的に紹介され、

一般にも知られることが多くなったてんつくマンこと

軌保博光さん(おそらく名字の読みにくさも改名の原因でしょう)。

お笑い芸人として山崎邦正の元相方だった人物だが、

自主制作映画の資金集めのために

その人の顔を見てひらめいた言葉を筆文字でしたためて

売るという路上詩人の仕事を開始し、

大きな話題となる。

●本書は、著者のインスピレーションで湧いてきた

メッセージを、味わいのある筆文字で描いた

詩集である。

個人的には、この手の、

引いてしまうぐらいに一人で勝手に

盛り上がっている、「熱い」系の男というのは

私は非常に苦手なのである。

相田みつを系というか、

何かすごいパワフルでいい言葉を言っているんだけど、

本人自身はその言葉を実践しているんですか?

真の目的は何なんですか?

あなたの言っていることは確かに正論なんだけど、

興味がない人にはあなたの主義を強制しないで下さいね、

みたいな人っているじゃないですか。

熱いんだけど空回りしているというか、言行不一致的で、

なおかつ、何か裏で変なことをやってそうで、

一緒にいても落ち着かないような気持ちにさせる人。

政治家や宗教家やネットワークビジネスなどに多いですよね。

●中村さんの本で紹介された時も、

その珍奇な名前、それほど一般にはメジャーな存在ではないこと、

映画自体がアンダーグラウンド的でその目的などもいまいち

はっきりしないことなどがあって、

何か微妙な違和感を感じたものだった。

だが、本書を読んでみると、

意外にいいことを述べているし、

感性的にも私は非常に近いものを感じた。

●あとがきで、吸い込まれるように運命の本と

出合ったこと、直感を非常に重視すること、

世の常識や体制に従うのを潔しとせず、

自分の力をフルに使って夢を達成しようなど、

共感を覚える点も非常に多い。

いい加減な人物ではないようなので、

先入観は完全に覆された。

やはり、表層的なところだけで偏見を持ってしまうのでなく、

しっかりとその著書にあたってみることは大事なことである。

●本書は絶版だったが、

最近、子供のかわいい顔写真が

写っているカバーとなって、復刊されたようだ。

そちらの方は中身を確認していないのだが、

本文には写真入りなど、新しい試みもなされているようである。

メッセージの方はそれほど違いはないと思うので、

古本価格や個人の好みで、どちらにするか決めればよいでしょう。



【マストポイント】

@天国とは死んでから行くところではなく、

自分が今作るもの。

A楽は必ず楽を呼ぶ。

迷ったら迷わず楽しい道へ行け。

B「偶然」とは誰かが作った言葉。

すべての出来事や出会いは成長の為に

やってくるプレゼント。

この世に偶然はないと100%信じる時、

すべてがハイスピードに成長する。


(本文より引用。一部改変)

 

【著者略歴】

てんつくマン(軌保 博光)
1988年お笑いコンビ“TEAM 0(相方:山崎邦正)”結成。1994年吉本興業退社。1996年10万人100万人で創る史上初の参加型映画の製作チームを結成。1997年製作費を集める宣伝を兼ね、1カ月連続フルマラソンに挑戦、完走。映画撮影2日前までたどり着くが、準備不足のため撮影延期。1998年映画の製作費を集めるため、書道もしたことがないのに、一か八かで路上の座り筆と墨を使いインスピレーションで言葉を書き始めると奇跡の大ブレーク、路上詩人と呼ばれる。2002年日本を3周しながら、講演活動、百貨店での個展、本の販売などにより、映画の製作費6000万円を集める。名前を映画のタイトル「107+1―天国はつくるもの」からとり、“てんつくマン”と改名。2003年11月より上映開始。ただ今、映画を観て心震えた多くの方々が上映主催者となり、全国各地にて感動上映中。2004年映画の制作をきっかけに環境問題・海外支援に関心を持ち、日本国内に留まらず、海外まで飛び回り、アホで熱いNGO「MAKE THE HEAVEN」を仲間ともに立ち上げる。

てんつくマン 公式ホームページ http://tentsuku.com/

posted by miura at 12:39| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・詩集・エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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